「今日は貴重な晴れだと思ったのに!」
と、
雨用ではない靴を履いた日に限って
運悪く雨に降られてしまったという経験、誰しもあるのではないでしょうか。
(実は私もその1人です…)
特に、レザーソール(=革底)で
濡れた路面を歩いてしまったときは「カビのリスク」が高まってしまいます。
今回は「濡れた路面を歩いたあとのレザーソールケア」について解説していきます!
レザーソールが濡れたときに
必要なアイテム
左から順に、
・M.MOWBRAY プレステージ モールドクリーナー
・M.MOWBRAY ソールモイスチャライザー
・M.MOWBRAY ペネトレィトブラシ
・アビィ レザースティック
・M.MOWBRAY ポリッシングコットン
必要なアイテムはこの通り。
さっそく対処方法を解説していきます!
(商品名に触れるとオンラインショップのページにアクセスできます)
① カビ予防
まずは、濡れてしまったレザーソールが乾く前に、
防カビ効果のある「モールドクリーナー」を吹きかけます。
○ 片足あたりおおよそ3~5回ほど
○ 靴から30cmほど離れた距離からまんべんなく
かければOKです!
海藻由来の天然成分である「有機ヨード」を配合している「モールドクリーナー」は、
「革に優しくカビに厳しい」という特徴を持っています。
そのため、初めてお手入れする方から既に経験がある方まで、
レザーソールに安心して使えて、防カビに適したアイテムなんです。
「モールドクリーナー」をかけたあとは、
靴底の湿気を逃がし、通気性を確保するために画像のように
壁にたてかけて乾燥させます。
指で軽く触れて、湿り気がなくなっていたら次のステップにうつります。
② レザーソールへの栄養補給
ソールから湿り気が取り除けたら、
次にレザーソールに栄養を補給していきます。
雨に濡れてしまった後のレザーソールは、
雨が乾くとともに革の「油分」が抜けてしまっています。
カサカサ状態であることから、摩耗に弱くソールの減りも早くなります。
そのため、しっかりと栄養補給を行うことで乾燥状態を改善し、
ソールが長持ちするようにお手入れをする必要があります。
② – 1 クリームを塗り込む
汚れ落としが終わったら、
クリームを塗るための「ペネトレィトブラシ」に
「ソールモイスチャライザー」を画像程度出し、ソールにクリームを塗り込みます。
「ソールモイスチャライザー」には、
革を柔らかくする効果を持つ「ラノリン」が配合されています。
栄養補給によって乾燥を抑えるのはもちろん、
ソールの柔軟性を高めて屈曲性(=かえり)を良くしやすくなります。
カサカサの状態を改善するだけでなく、
履き心地の良さを保つ、向上させる効果もあるんです。
(※柔軟効果にはソールごとの個体差、履き込み具合での差があります。)
② – 2 スティックで繊維を引き締める
レザーソールにクリームを塗ったら、
その直後に「アビィレザースティック」を「ツボを押すとき」くらいの力で押し当てます。
スティック自体を直に当ててしまうと、本体が傷つく場合がありますので、
「ポリッシングコットン」を一周巻きつけてください。
硬く丈夫なスティックを使い、力を込めて押し当てることで、
レザーソールの革繊維が引き締まり、歩いたときの摩耗にも強く、減りづらいソールになります。
「ソールモイスチャライザー」はソールの革繊維に柔軟効果を与えるので、
クリームを塗り込んだ直後に行うことで、ほぐれた繊維をぎゅっと引き締められるのです。
(※「アビィ レザースティック」は「ペネトレィトブラシ」の柄の部分でも代用が可能です。)
画像のようにソールの革繊維が引き締まることで、光沢感がすこし出ます。
この状態になればお手入れは完了です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
レザーソールを履いて急な雨に降られてしまったとき、不安に感じる方も多いかもしれません。
しかし、対策方法を知っていればある程度ではありますが、安心して履くことができます。
雨が続く憂鬱な時期も、お手入れをした足元からぜひ楽しんでみてください!
<今回のBLOGで使用した商品>
・M.MOWBRAY プレステージ モールドクリーナー
・M.MOWBRAY ソールモイスチャライザー
・M.MOWBRAY ペネトレィトブラシ
・アビィ レザースティック
・M.MOWBRAY ポリッシングコットン