もはや夏の定番と言ってもいいくらい、このシーズンに出番が多くなる「ホワイトレザー」の靴。
スニーカーを代表に、今や本格的な革靴にも使われていることが増えてきています。普段履きとしてのカジュアルなファッションには勿論、ジャケパンのようなビジネスカジュアルなファッションにも、意外と合わせやすいことが魅力です。
ホワイトレザーの汚れ
シンプルでクリーンな印象の「白」ですが、着用する上で避けて通れないのが「汚れ」です。全体が白で綺麗なので、少しでも汚れや擦れがあるとそこだけ目立ってしまいますよね。
特に靴の場合はぶつけたり、自分の反対の足で蹴ってしまったりしがちなもの。
1日履いただけで目に見えて分かるくらい、汚れや擦れがつきやすいのが悩みどころではないでしょうか。
そこで今回は「ホワイトレザー」のお手入れについてご紹介。
お手入れ方法をマスターして、汚れも擦れも気にせず履けるようになりましょう!もちろん、お手入れが初めての方でも簡単に・分かりやすく実践できますのでご安心ください。
今回使用するもの
・プロ・ホースブラシ (馬毛ブラシ)
・ステインクレンジングウォーター (水性タイプの汚れ落とし)
・エクストラホワイト (白革用の補色剤)
・プロ・ホワイトブラシ (化繊ブラシ)
・リムーバークロス (布)
1、汚れ落とし
まずは表面に付いてしまった汚れを取り除きます。
ほこり落とし用のプロ・ホースブラシを使い、全体をブラッシングしてほこりなどの汚れを払い落としましょう。
次に、リムーバークロスを巻いた指先が湿る程度の量のステインクレンジングウォーターを取り、全体に広げていきます。汚れ落としをする際は、力は加えず優しく拭いてください。
汚れ落としのイメージは、「汚れを浮かせて、クロスに吸わせる」というポイントが大切です。強く擦ってしまうと、革の表面を傷めてしまう可能性があります。
2、補色する
次にエクストラホワイトを使って補色・つや出しの準備をしていきます。
まず、エクストラホワイトの容器をよく振ってから、先端のスポンジを靴に押し当てながら塗り広げます。
3、仕上げ
スポンジで塗ったエクストラホワイトが乾いたら、プロ・ブラシで軽くブラッシングし仕上げます。まんべんなく全体にブラシをかけることで、塗り跡を消しながら光沢を出すことが出来ます。
白さが足りない、ツヤがいまいち出ないという場合は「補色→仕上げ」の作業を何度か繰り返してくださいね。
4、完成
仕上がりがこちらです。
汚れ・擦れを目立たなくした上で、ツヤを出すことで白を引き立たせることが出来ました。
この季節、まだまだ活躍してくれる「ホワイトレザー」の靴。
効果的なお手入れ方法で次のシーズンまで綺麗に使ってあげられたら嬉しいですよね。
正しいお手入れ方法で、綺麗に長く履けるようにしてあげませんか。
是非お試しください。
・プロ・ホースブラシ (馬毛ブラシ)
・ステインクレンジングウォーター (水性タイプの汚れ落とし)
・エクストラホワイト (白革用の補色剤)
・プロ・ホワイトブラシ (化繊ブラシ)
・リムーバークロス (布)
〈今回紹介したお手入れを動画でご覧いただけます〉