2021年が始まって、読書をする時間が増えました。
前々から積んでいた本(通称 “積読(つんどく)”)が、段々と減っていくとスッキリするのも個人的な醍醐味です。
さて、” スッキリする ” といえば個人的にとても魅力を感じるのが、
靴磨きにおける汚れ落としのタイミング。
ついてしまった汚れだけでなく、前回塗った古いクリームがしっかりと落ちてリセットできると、
それだけで気分が晴れます。
「クリームを上から塗っておけばいいんじゃないの?」
「汚れ落としなんて必要なの?」
というお声もいただきますが、
実は靴磨きにとって、汚れ落としは切っても切り離せない大切な要素。
今回は、そんな靴磨きにおける汚れ落としについて解説していきます。
なぜ汚れ落としが必要なのか?
(左)汚れ落としをかけた後/(右)汚れ落としをかける前
靴磨きにおける汚れ落としの役割は、「汚れや古いクリームが革表面に溜まるのを防ぐこと」です。
積もっていった汚れや前回のお手入れで塗った古いクリームなど、靴表面に残ってしまった成分は、
それ自体がひび割れを起こしたり、新しく塗るクリームの浸透性を損ったりする原因になってしまいます…。
そのため、靴磨きでは最初に汚れ落としを行うことによって、新しく塗るクリームを迎え入れる準備が必要なんです!
汚れ落としに必要なアイテム
(写真左から)
・M.MOWBRAY ステインリムーバー
の汚れ落としにはこちら。
M.MOWBRAY というブランドを代表するロングセラー商品のひとつでもあり、
目にしたことがあるという方も多いかもしれません。
軟水ベースの水性クリーナーであるステインリムーバーは、
表面に付着してる汚れはもちろん、皮革内部に浸透してしまった汚れも浮き上がらせて落とす効果があります。
(左)ステインリムーバー 使用前
(右)ステインリムーバー 使用後
ステインリムーバー を使用することにより、使用後はすこしマットな質感に。
汚れ、古いクリームの油分やツヤの元になるロウ分をしっかりと除去したことにより、使用後はツヤが少し無くなります。
汚れや古いクリームがリセットされた状態は、クリームの吸い込みもよく、油分や水分も浸透しやすいです。
便利なポンプタイプ
・M.MOWBRAY ポンプ式ステインリムーバー 500ml
ステインリムーバー は布にとって使用しますが、
「一回一回ボトルを手に持って布に適量をとるのは手間が掛かってしまう…」
という方にはこちらがおすすめです。
画像のように一押しするだけで、一度に必要な適量を簡単にとることができます。
たったこれだけですが、
・何足かの靴をまとめて磨くとき。
・手早くササッとケアを終わらせたいとき。
・靴に汚れが溜まってしまい、ステインリムーバー を何回も使用しなければならないとき。
など、役立つ場面は様々。
一本あるとそれだけで心強いアイテムなんです。
革靴のお手入れを行う上ではなくてはならないステインリムーバー 。
まだ使用したことがない方は、ぜひお試しください!
ステインリムーバー の使用方法や、お手入れ全体の流れは上記よりご覧いただけます!
<今回のBLOGで使用した商品>
・M.MOWBRAY ステインリムーバー
・M.MOWBRAY ポンプ式ステインリムーバー 500ml