例年よりも長い梅雨が明け、強い日差しと高い気温が続く「夏」らしい気候となってきました。ただ、雨が降らない日が続くといっても油断は禁物。このシーズンは室内に籠ってしまった「湿気」と「高い気温」によって、むしろカビが生えやすいタイミングと言っても過言ではありません。
夏でもカビは生える?
「カビ」が生える原因としてまず思い浮かぶのは「湿気」。カラリと晴れる日の多くなるこれからのシーズンにはあまり結びつかないかも知れません。
ですが、革製品や洋服などが仕舞ってある室内、特にシューズボックスやクローゼットなどの閉め切りがちな場所は「季節関係なくカビの生えやすい場所」と思っておいた方が良いでしょう。
「カビの発生を防ぐ」というお手入れ
シーズンオフで仕舞っていたアイテムを久しぶりに出してみたら、カビが生えてしまっていた…かなりガッカリしてしまう出来事ですよね。
そうならないためには、「カビを生やさないようにする」お手入れが重要です。
では、どのようなポイントに気を付けて予防していけば良いのでしょうか。
1,空気を循環させる
普段閉め切っているような「空気の循環しない場所」は、どうしても湿気が高くなってしまいます。特に室内であれば気温も安定しているので、カビが発生しやすい環境と言えるでしょう。
シューズボックス、クローゼットは定期的に開けた状態のままにして、外の空気と循環させてあげるようにしましょう。除湿アイテムをシューズボックスに入れておいても良いですね。
・M.MOWBRAY プレステージ シダードライ
・M.MOWBRAY プレステージ ヒノキドライ
・M.MOWBRAY プレステージ エッグシェルドライ
2,濡れたままにしない
レザーアイテムは濡れてしまうと乾きにくいもの。靴が雨に濡れてしまった場合であれば5,6日、濡れていなくても汗をたくさんかいた日は2,3日はシューズボックスに仕舞わずに乾燥させておいた方が良いでしょう。
特に、靴底と靴の中は要注意です。湿気や汚れを含みやすい部分なので、しっかりと乾燥・除菌を行っておきましょう。
3,除菌をする
カビを生やさないための一番の予防策は、「カビの胞子を定着させないこと」です。
カビの胞子は空気中にも浮遊しているため、しっかり乾燥させたつもりでもカビが生えてしまう可能性は0ではありません。
特に気温が高いこの季節は、定着してしまったカビの胞子が成長するスピードも速くなってしまいます。
「カビの胞子をいかに定着させずに除菌するか」ということが、夏のカビ対策のキーポイントとなってきます。
有機ヨードを使ったクリーナー
一般的に「除菌」と聞いて思い浮かぶのは「アルコール」や「次亜塩素酸」などではないでしょうか。ですが、これらは皮革製品への使用はあまりお勧めできません。特にアルコールは「色抜け・シミ」が起こってしまったり、革の硬化を引き起こす恐れもあります。
そこでお勧めするのが「M.MOWBRAY プレステージ モールドクリーナー」です。
このモールドクリーナーの除菌成分には「有機ヨード」が使われているため、高い除菌効果を持ちながらも皮革に負担をかけないように作られています。
一般的に「うがい薬」などにも利用されているこの「有機ヨード」は、カビの胞子をはじめとした様々な雑菌に効果を発揮します。
使い方は至って簡単。モールドクリーナーを靴全体に吹きかけ、いらない布(もしくはモールドクリーナーシート)で拭き取り、乾燥させて完了です。
拭き取りに使用したものにはカビが移っている可能性があるため、再利用せずに破棄してください。
カビから守りたい皮革製品はもちろん、それを仕舞い込む場所のカビ予防・除菌もお忘れなく。モールドクリーナーを使うことで、シューズボックスやクローゼットなどの除菌も行うことが出来ます。
カビだけでなく、色々なシーンに
革に優しく、高い除菌力をもつ「M.MOWBRAY プレステージ モールドクリーナー」が活躍する場面は、カビ予防・除去に限りません。
除菌意識の高まる昨今、まずは外から家の中に菌を持ち込まないように、帰ってきたらまず靴底を除菌してみてはいかがでしょうか。