シューケア(靴磨き)・レザーケア(皮革製品のお手入れ)用品ブランド「M.MOWBRAY」。
当ブランドを手掛ける㈱R&Dは1974年に創業し、あと数年で50周年を迎えます。
この節目の年に向け、各商品パッケージのリニューアルを進めていくことになりました。
(画像左:旧パッケージ|画像右:新パッケージ)
新デザインに込められた想い
・我々にとってシューケアの原点である「前身ブランド」
・51年以降も進化を続けていくという「ブランドの決意」
今回のリニューアルに際し、これらを組み込んだ新たなデザインを起こした上で、
各カラーリングにも、改めて意味を込め直しました。
「サックスブルー」に込められた「革新」
M.MOWBRAYブランドの創業当時より、
商品の顔を担うことの多かった「サックスブルー(水色)」に込められた意味は「革新」。
現在に至るまで、
○㈱R&Dが掲げる企業理念、シューケア・フットケアを通じて「新しい日本の靴文化」を創造する
○M.MOWBRAYが掲げるブランドメッセージ、「靴を磨けば未来も輝く」
これらの理念を現実のものとするため、
企業、ブランド一丸となってさまざまな挑戦を繰り返してきました。
プロ仕様であったり、その性能が広く知られていなかったりした、
○水性クリーナー、「ステインリムーバー」
○革靴用の石鹸、「サドルソープ」
○鏡面磨き専用の汚れ落とし、「ワックスクリーナー」
などの馴染みがなかったアイテム。
これらもお客様のどなたでも「シューケア」「レザーケア」を楽しめるよう、
「プロだけが使える」から「誰でも使いやすい」
そんな仕様を叶えるべく、
様々なアイテムをお客様目線で考え直し、設計・開発・リリースを繰り返しました。
爽やかでフレッシュなイメージのあるこの「サックスブルー」には、
㈱R&D、M.MOWBRAYが挑戦し、製品を開発してきた歴史に由来する「革新」が込められています。
「ゴールド」に込められた「伝統」
「革新」を続け、それまでは馴染みのなかったケア用品を開発し、リリースしてきたM.MOWBRAY。
実は、相対する「昔から変わらない魅力」も同じように大切にしてきました。
その例が、代表的商品である「M.MOWBRAY シュークリームジャー」です。
このクリームは、「イタリア トスカーナ州」の職人によるハンドメイド、
通称「ソリッドフィル製法」によって製造されています。
この製法は「クリームのクオリティ」に確かなものをもたらしますが、
職人の手作業ゆえ、商品を効率よく、大量生産することができません。
しかし、「最高クラスの靴クリームをお客様に提供する」というこだわりにより、
M.MOWBRAYはこの伝統的な製法を現代まで受け継ぎました。
輝かしいイメージのある「ゴールド」には、
「革新」を続ける中でもM.MOWBRAYが大切にしてきた「伝統」の意味が込められています。
「ネイビーブルー」に込められた「技術」
「ネイビーブルー」という色に込められた意味は「技術」です。
創業から約50年、長きにわたる職人の技術を受け継いできたという「伝統」。
一方でお客様の悩みに向き合うなかで、新製品の開発を繰り返してきたという「革新」。
シューケア(靴磨き)・レザーケアをすべての人々に楽しんでもらうため、
一見相反する2つのプロセスでも、それを確固たるものにする必要がありました。
そのため、M.MOWBRAYブランドでは現在も、
伝統的製法の継承に加え、新製品の開発や既存製品の改良など、
プロダクトに対する妥協を許さず、さまざまな試行錯誤や追求をしています。
深みある「ネイビーブルー」には「伝統」と「革新」を確固たるものにし、
今までも、これからも追求していくべき「技術」の意味が込められています。
これまで、そしてこれから。
これまでM.MOWBRAY製品をご愛顧いただいた方々。
これからM.MOWBRAY製品でシューケア・レザーケアを愉しまれる方々。
それぞれの皆様に「このブランドを選んで良かった」と言っていただけるよう、
パッケージを含む製品のクオリティを高められるよう努めていきます。
街で新しい「ステインリムーバー」を見かけた際は、ぜひ、その手にとってみてください。