東京都立城東職業能力開発センター 台東分校 製くつ科様にて、生徒の皆様を対象に、
革靴や革小物などの皮革製品のメンテナンス方法について特別講義を実施いたしました。
台東分校様での特別講義は、毎年実施している恒例の取り組みです。
今年も、これから靴づくりや皮革に関わる仕事を目指す生徒の皆様に向けて、
シューケア・レザーケアの基本から応用まで、実技を交えながらお伝えしました。
今回は、その特別講義の様子をご紹介します。
東京都立城東職業能力開発センター 台東分校 製くつ科様について
日本で唯一の「製くつ科」の公共職業訓練
東京都立城東職業能力開発センター 台東分校では、日本で唯一となる「製くつ科」の公共職業訓練を実施しています。
革製紳士靴・婦人靴の企画から、製甲、底付けなど、靴づくりに必要な基本的な知識と技術・技能を学ぶことができます。
また、習得した技術・技能を活かせるよう、就職支援も行われています。
講義(座学)

今回の講義では、「基本編」と「応用編」に分けて、皮革製品のメンテナンスについて解説しました。
単にお手入れの手順や使用するケア用品をご紹介するだけでなく、
「なぜこの作業を行うのか」
「革の状態によって、どのようにケア用品を使い分けるのか」
といった理由についてもお伝えし、シューケア・レザーケアへの理解を深めていただきました。
基本編
・ケア用品の違いと適切な選び方
・スムースレザーの靴のメンテナンス方法
・スエード靴のメンテナンス方法
応用編
・ハイシャイン(鏡面磨き)の手順
・コードバンのメンテナンス方法
・コバ・レザーソールのメンテンナンス方法
講義(実技)


座学の後は、M.MOWBRAY製品を使用した実技を行いました。
生徒の皆様にご持参いただいた革靴や革小物を実際にお手入れしながら、汚れ落としやクリームの塗り方、
ブラッシングなど、一つひとつの工程を実践していただきました。
実際に革の状態や仕上がりの変化を確認しながらケアを行うことで、
座学で学んだ内容をより深く体感していただけたのではないかと思います。
限られた時間の中でしたが、ハイシャイン(鏡面磨き)などにも挑戦していただき、
皆様が熱心に取り組まれている姿が印象的でした。
生徒の声
・初めて靴磨きのお手入れをしました。スエードとスムースでは扱い方に違いがあることを知ることができました。
鏡面磨きは難しかったですが、またトライしてみたいです。
・とても興味深く講習を受けられました。これからシューケア用品を揃えて、手入れをしていきたいと思います。
・汚れた靴がキレイになっていく過程はクセになりそうです。
技能祭のお知らせ

11月3日(火・祝)には、東京都立職業能力開発センターの「技能祭」が開催されます。
技能祭は、地域との交流を深めるとともに、ものづくり体験などを通じて技術や技能の魅力を広く伝えるイベントです。
施設の公開をはじめ、職業訓練科目の紹介や実演・体験、作品展示など、
ものづくりの魅力に触れられるさまざまな企画が予定されています。
台東分校 製くつ科は、東京都立城東職業能力開発センターとの合同開催となります。
靴づくりや革製品、ものづくりに興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
開催概要
開催日: 令和8年11月3日(火・祝)10時~15時
会場: 東京都立城東職業能力開発センター
東京都足立区綾瀬5-6-1
※台東分校ではなく、城東職業能力開発センターでの合同開催となります。
※技能祭の詳細については、東京都「TOKYOはたらくネット」の技能祭案内をご確認ください。

