未来のクリエイターへ伝えた「天然皮革の魅力」とレザーケアの大切さ
先日、日本を代表するファッション専門学校である文化服装学院 ファッション工芸専門課程にて、
特別講義を担当させていただきました。
今回のテーマは、
「革製品の正しいトリセツ講座 ~革を『育てる』愉しみと、長く愛用するためのお手入れのすべて~」
未来のファッション業界を担う学生の皆さんに向けて、天然皮革という素材の魅力や、レザーケアの基本、
そして「良いものを長く使う」という価値についてお話ししました。
「革製品のお手入れ常識・非常識」クイズで会場は大盛り上がり

講義の前半では、レザーケアに関する知識を楽しく学んでいただくために、
「レザー製品のお手入れ常識・非常識クイズ」を実施しました。
普段何気なく使っている革製品ですが、
・クリームは毎回たくさん塗れば良い?
・雨に濡れた革はすぐにドライヤーで乾かす?
・新品の革はお手入れ不要?
など、一見正しそうに思える内容にも意外な落とし穴があります。
クイズが進むにつれて、
「えっ、そうだったんですか!」
「知らなかった!」
という驚きの声が教室のあちこちから上がり、学生の皆さんが一気に講義へ引き込まれていく様子が印象的でした。
ものづくりを学ぶ学生だからこそ、素材を正しく理解し、扱うことへの関心は非常に高く、
熱心にメモを取りながら受講してくださる姿勢がとても印象的でした。
新品はゴールではない。「革を育てる」という楽しみ

今回の講義で最もお伝えしたかったことは、天然皮革ならではの「エイジング(経年変化)」です。
革製品は店頭に並んでいる状態が完成形ではありません。
使い手の日々の暮らしの中で時間を重ね、適切なお手入れを続けることで、
色艶や風合いが少しずつ変化し、その人だけの一足、一品へと育っていきます。
この「革を育てる」という楽しみは、天然皮革だからこそ味わえる大きな魅力です。
学生の皆さんにも、デザインや製作だけではなく、
「素材が年月とともに変化する価値」について感じていただけたのではないかと思います。
レザーケアはサステナブルなものづくりにつながる

近年、ファッション業界ではサステナビリティやエシカル消費への関心がますます高まっています。
天然皮革は、適切なお手入れを続けることで何十年にもわたり使用できる素材です。
「良いものを長く使う」
という考え方は、これからの時代のデザイナーやプランナーにとって欠かせない視点でもあります。
単に製品をつくるだけでなく、その先の使い方やメンテナンスまで提案できることが、
これからのブランドやクリエイターに求められる価値になっていくでしょう。
プロによるレザーケア実演も実施

講義後半では、実際にレザーケア用品を使用しながら、プロならではのお手入れ方法を実演しました。
クリームの選び方や塗布方法、ブラッシングや仕上げのコツなど、日頃なかなか見ることのできないプロのテクニックをご紹介。
お手入れによって革本来の美しさや艶が引き出される様子に、多くの学生の皆さんが興味深く見入ってくださり、
素材の魅力を改めて感じていただけたようです。
文化服装学院の皆さま、ありがとうございました
このたび貴重な機会をいただきました文化服装学院の教職員の皆さま、
そして熱心に受講してくださった学生の皆さまに、心より感謝申し上げます。
今回の講義が、これからファッション業界で活躍する皆さんにとって、
天然皮革の魅力やレザーケアの重要性を考えるきっかけとなれば幸いです。
学校・企業・ショップ向け レザーケア講習会を承っています
株式会社アールアンドデーでは、今回のような学校法人様向け講義のほか、
アパレルブランド様、百貨店様、セレクトショップ様、企業様を対象としたレザーケア・靴磨き講習会を実施しております。
近年は、商品を販売するだけでなく、
・購入後のアフターケアの提案
・お客様との継続的な関係づくり
・スタッフの商品知識向上
・店舗イベントによる集客
といった取り組みへの関心が高まっています。
アールアンドデーでは、お客様の目的に合わせて、
・スタッフ向けレザーケア研修
・顧客向け有料ワークショップ
・店頭でのお手入れ実演イベント
・学校・教育機関向け特別講義
など、オーダーメイドでカリキュラムをご提案しております。
講習内容や費用、開催方法についてはお気軽にお問い合わせください。

