9月6日・7日、福岡にてついに SHOESHINE GRAND PRIX 2025 が幕を開けました。
全国から集まった実力派シューシャイナーたちが、その技術と情熱をぶつけ合う熱い戦いがスタート!
会場には独特の緊張感と、靴磨きならではの華やかな輝きが広がりました。
鏡面磨きの“最後の一手”を支える公式アイテム

そんな最高峰の舞台で、出場者たちの鏡面磨きを陰ながら支える存在があります。
それが、今大会の公式アイテムとして登録された「M.MOWBRAY リキッドワックス」です。
大会での磨きは、一瞬で勝負が決まる世界。
時間との戦いの中で、「より速く」「より美しく」「より正確に」仕上げるために、
リキッドワックスが大きな力を発揮します。
今回はそんなリキッドワックスが持つ能力を、
札幌での1ST ROUND、そして東京でのFINAL ROUNDを前に、
改めて解説していきたいと思います!
リキッドワックスの特徴
M.MOWBRAY リキッドワックスは、世界初の液体ワックスである他に、大きな特徴が3つあります。
特徴1.光沢度の高さ
特徴2.優れた膜厚の調整力(グラデーションコントロール)
特徴3-1.機能付与剤 機能付与剤(伸び・光沢・速乾性)
特徴3-2.機能付与剤 硬化したワックスの再生
特徴1.光沢度の高さ

平滑度・透明度の高い鏡面膜に素早く仕上げることが可能です。
一見すると平らに見える鏡面膜も、実は平滑になっておらず表面には細かな凹凸があります。
この凹凸に対して、リキッドならではの埋めながらも溶かして平滑化する作用と速乾性の高さにより、
これまでにない平滑な鏡面膜に素早く仕上がります。
特徴2.優れた膜厚の調整力(グラデーションコントロール)

ワックス層を瞬間的に溶解しながら塗り広げ、なだらかなグラデーションに仕上げることが可能です。
このリキッドワックスによる鏡面膜の溶解現象は、
1.塗布量
2.膜との接触時間
3.圧力の加減
の調整によって、ワックスをもう一層乗せたい、反対に極薄の一層を削りたいなど、
膜の厚みを自在に素早くコントロールすることができます。
特徴3.機能付与剤
特徴3-1 普段使用しているワックスに、リキッドワックスの伸び・光沢・速乾性を付与


硬くて塗り広げにくいワックスや速乾性の低いワックスにリキッドワックスを混ぜることで、
伸び・光沢・速乾性を付与することができます。
この効果を利用して、自分好みのワックスにカスタマイズするための添加剤としてお使いいただけます。




また、リキッドワックスに含まれている添加剤の作用によって鏡面膜の硬度があがるので、
仕上がり後の美しい状態が長く保てるワックスへと変化します。
科学的な視点から新商品を生み出す斗谷諒氏が開発したプロ仕様アイテム

開発者プロフィール:斗谷 諒(はかりだに りょう)氏
・株式会社THE LABO 代表
・靴磨き選手権2019 カラーリング部門 優勝
・靴磨き選手権2023技術審査員
・学校法人水野学園 ゼミ講師
・M.MOWBRAYテクニカルアドバイザー
・HARK KYOTOテクニカルアドバイザー
昨年の靴磨き選手権でファイナリスト全員が使用していたワックス「ハイシャインプライマー」の開発者。
独創的な研究から数々のプロダクトを生み出しており、M.MOWBRAY製品の研究開発も手掛けていらっしゃいます。
その他にも、革づくりから革製品の企画製造、オリンピック選手との皮革用薬品開発まで幅広く活躍されています。
次なる舞台は札幌、そして東京FINALへ!
福岡での熱戦を皮切りに、これから札幌での1ST ROUND、そして東京でのFINAL ROUNDへと大会は続きます。
各地で磨かれるシューシャイナーたちの技と情熱、そしてその仕上げを支えるリキッドワックスの活躍にぜひご注目ください。