創業50周年を迎えるにあたり、私たちの歩みとともに愛され続けてきた「逸品」たちをご紹介していきます。
記念すべき第1弾は、M.MOWBRAYの超ロングセラー「デリケートクリーム」です。
出会いは40数年前。爽やかな香りとトロリとしたジェルの新たなクリーム
デリケートクリームが初めて日本に輸入されたのは、今からおよそ40数年前のこと。
当時、英国の伝統的なシューケア文化を感じさせる「シュークリームジャー」に次ぐ新たな商品として登場しました。
キャップを開けると、ふんわりと漂う爽やかな香り。そして、内ぶたに引き寄せられるように「とろ〜っ」と伸びる半透明のジェル。革靴ケア製品に対する従来のイメージを覆すような、魅力的なビジュアルと質感に、今までにないクリームの到来を予感させました。
様々な革を引き立てる“革の化粧水”

デリケートクリームは、名前のとおり、繊細な天然皮革に潤いを与えることを目的とした“革の化粧水”のような存在です。
用途は実に幅広く、靴はもちろん、バッグ、ベルト、小物、レザーウェアまで使用可能。
アニリンカーフやヌメ革、シープスキン、オーストリッチなど、さまざまな素材に対応します。
(※スエード等の起毛素材は除きます)
デリケートクリームの特長とは?

デリケートクリームミニ(30ml)、レギュラーサイズ(60ml)、Mサイズ(200ml)、Lサイズ(500ml)
デリケートクリームミニは6月より販売開始!
「万能」と言いたくなるほどの対応力を持ちながら、他のクリームと差別化される理由は明確です。
1.シミにならない ・・・ 油分が控えめなため、革の表面にムラが出にくい。
2. 色落ちしにくい ・・・ 中性なので、染料が流れにくい。
3.衣類に付着しない ・・・ 表面にロウ分が残らず、べたつかない。
4. 素材を引き立てる ・・・ 浸透性が高く、革の風合いをそのまま生かせる。
このように、革特有のシボ(凹凸)や質感を邪魔せず、潤いとしなやかさだけを補ってくれる。だからこそ、素材の持つ魅力を最大限に引き出すことができるのです。
革が“ごくごく飲む”感覚
新品の靴にデリケートクリームを塗ってみたら――スーッと革に染み込んで、あっという間にしっとりとした表情に。まるで、砂漠をさまよっていた人がオアシスで水を飲むような、そんな回復感すら感じられます。
見た目は新品でも、店頭に長期間並んでいた革は意外と乾いているもの。そんな革に必要なのが「保湿」なのです。デリケートクリームは、革の命を守る生命線ともいえる存在なのかもしれません。
真似されても超えられない逸品
世の中には、似た製品を作るメーカーもあります。でも「似て非なるもの」と実感するのが、まさに使用後の“しっとり感”。
デリケートクリームを使った後の革の触り心地は、唯一無二です。

まさに「乾ききった革製品に潤いを」。この一言に尽きます。
素材を生かす。それがM.MOWBRAYの哲学
シューケアとは、ツヤを出すことでも、高価なクリームを使うことでもありません。素材の特性を正しく理解し、その良さを“引き出す”ことこそ、ケアの真髄。
そして、革製品においては「デリケートクリーム」が最適解。革と向き合い続けてきた私たちR&Dが自信を持ってお届けする逸品です。
M.MOWBRAY デリケートクリームはサイズのバリエーションが豊富なことに加え、スプレータイプのご用意もあります。様々な形で進化し、使いやすさを追求し続けています。