本日は、ヌメ革のバックのお手入れ方法をご紹介します。
新生活が始まり、新たに革のバッグを持って学校や会社に向かう方も多いのではないでしょうか。
そんな時に、知らぬ間にキズや汚れが出来てしまうことも。
同じヌメ革のバッグであれば、ショルダーバッグに限らずお手入れ方法は変わりませんので、ちょっと汚れが気になり始めたというときは、ぜひ読んでみてください!

今回お手入れするのは、こちらのショルダーバッグです。
全体的に乾燥気味・端は色抜けが見られます。

バッグの角は色落ちしている部分もあります。こちらもお手入れしていきます。
それでは早速始めます。
まずは、馬毛のブラシでホコリを落とし、【M.MOWBRAY プレステージ ステインクレンジングウォーター】で汚れを落とします。
ステインクレンジングウォーターは、鞄の他にベルトや財布、革小物全般に使用いただけるタイプの汚れ落としです。一つ持っておくと、万能で安心です。


乾燥しているため、水分が多く含まれたデリケートクリームで保湿もしっかり行います。
使用するのは、【M.MOWBRAY プレステージ リッチデリケートクリーム】。
アボカドオイル配合で、シミになりにくいクリームです。

【M.MOWBRAY レザーコンシーラー】で、色抜けが気になる端部分に色を乗せていきます。コンシーラーは顔料のため、染料と違い革の上に色が乗ります。顔料の”塗られている感”を緩和させるために、薄く色を乗せていきましょう。
【M.MOWBRAY プレステージ クリームエッセンシャル】とコンシーラーを混ぜ、馴染ませるように色を乗せていきます。お化粧用のスポンジを使用すると上手く乗せやすいです。


一度乾かしたら、もう一度M.MOWBRAY プレステージ クリームエッセンシャルを塗布し馬毛ブラシで磨きます。

最後に、グローブクロスを使用して全体の余分なクリームを取り除きます。鞄は服と擦れることが多いため、乾拭きを行うと安心です。

全体にクリームの油分が浸透し、色抜け部分を補色したことで、使用感が薄れてきれいになりました。このメンテナンスを定期的に行うことで、より長くきれいな状態で鞄を愛用できます。


新しい期が始まり少し経ちましたが、これからキズや汚れが気になった時にぜひご参考ください。
また、長く愛用しているバッグや革小物もこのタイミングで一度お手入れをしてみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介した商品はこちら!