今回は黒い靴を色々なクリームでお手入れをしてみたいと思います。
よくニュートラル(透明)のクリームでもお手入れできますか?と質問もありますので気になる方はぜひ最後までごらんください!
室内での撮影なので、屋外での見え方と印象が異なるかもしれませんが、ご了承ください。
黒色クリームで一番”黒い”クリーム

種類:乳化性
靴磨きをしている人なら知っている人も多いのではないでしょうか?
特長はとにかく黒い。黒と一言で言っても色々な黒がありますが、濃い仕上がりといえばこのクリームといったイメージです。
天然素材をふんだんに使用した革に優しいクリーム

種類:乳化性
開発に5年をかけた乳化性クリームです。
天然成分を多く使用し、有機溶剤も極めて少ないため、デリケートな革やプレメンテナンスでも力を発揮するクリームです。トロっとしたテクスチャーで伸びが良く革の馴染みも良いです。また蓋を開けたときにまるでブラックなのにネイビーのような深い色合いも特徴的です。もちろん塗ってみると黒色なのでご安心ください。仕上がりは極めてナチュラルな色付きで、靴本来が持つ個性や風合いを存分に活かす人気の高いクリームです。
ENGLISH GUILD ビーズリッチクリーム ブラックとM.MOWBRAY プレステージ クリームナチュラーレ ブラックの仕上がり比較

写真向かって左がM.MOWBRAY プレステージ クリームナチュラーレ ブラック、向かって右がENGLISH GUILD ビーズリッチクリーム ブラックです。この比較は分かりやすく仕上がりに差がありますね。向かって左のクリームナチュラーレは革本来の色味を感じながら光沢感もある印象です。向かって右のビーズリッチは、さすがといった黒さと強い光沢感です。
SADDLEUP ブーツクリームの場合

種類:乳化性
こちらはニュートラルを使用します。
成分としても新しいのが水溶性シリコンを少量配合している点。
シリコン?って思う人も多いと思います。表面を膜で覆ってしまい毛穴が塞がれるのでは?と心配になる方もいるかと思いますが、シリコンといってもいくつか種類があります。このブーツクリームに使用されている水溶性シリコンは網目状にコーティングをするイメージなので通気性も損なわず毛穴もばっちり確認できます。
このクリームの良いところは、表面に残りがちなべとつき感が少ない点です。塗る量は片足で米粒2,3粒が適量ですが、少し多く塗ってしまったとしてもべとつきがほかのクリームに比べても少なく、お手入れしやすいクリームです。
MOWBRAYの定番!といえばM.MOWBRAY シュークリームジャー

種類:乳化性
色数が豊富で、シューケア用品コーナーでよく見かける靴クリーム、それくらい定番中の定番クリームです。カラー展開も約92色近くある為、欲しい色をお探しの方は公式オンラインショップでシュークリームジャーで調べると見つかりやすいのではないでしょうか。そして今回はそんなカラー展開の中からグリーングレー(#806)でお手入れをします。
SADDLEUP ブーツクリーム(ニュートラル)とM.MOWBRAY シュークリームジャー(グリーングレー)の仕上がり比較

写真向かって左がシュークリームジャーのグリーングレー、向かって右がブーツクリームのニュートラルです。向かって左のシュークリームジャーのグリーングレーですが、写真でも肉眼でもグリーンを感じないぐらい自然な仕上がりに。少しばかり複雑な黒、という感じでしょうか。
知らない人が見たら普通に黒のクリームでお手入れされている靴と思うのではないでしょうか。
向かって右のブーツクリームのニュートラルですが、光沢が鋭く色もついてないですが、ニュートラル(無色)とは思えないほど発色が良いですね。
終わりに
M.MOWBRAY プレステージ クリームナチュラーレとENGLISH GUILD ビーズリッチクリームの黒色同士では顕著に仕上がりに差が出ました。またニュートラルを使用したSADDLEUP ブーツクリームも元の黒の色を活かしながらきれいな仕上がりになります。M.MOWBRAY シュークリームジャーのグリーングレーに関しては見た目にグリーングレーの風合いを感じ取ることが出来ないぐらい自然な黒の仕上がりになりました。
いかがでしたでしょうか?
様々な靴クリームの比較の中で、好みの黒が見つかれば幸いです!