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豪華クルーズ船「飛鳥Ⅱ」船内 靴磨き講習会 レポート ~クルー&スタッフの皆様へ 靴磨きの技術と知識を学ぶ~

開催概要

場所:日本郵船クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」船内 会議室
対象:クルーおよび船内スタッフ

講習内容:

・スムースレザー(表革)の基本ケア
・スエード・ヌバックなど起毛革のお手入れ
・靴磨きの実技指導(ブラッシング・保湿・仕上げ)
・メンテナンスのポイントと長持ちさせるコツ



講習会の様子

「飛鳥Ⅱ」船内で、クルーやスタッフの皆様を対象にした靴磨き講習会を開催しました。

船の上では、クルーの皆様が常にきちんとした身だしなみを求められるため、靴のメンテナンスはとても重要です。特に、フォーマルな場面で履く革靴や、日常業務で使用するシューズの正しいお手入れ方法を学ぶことで、より清潔感のある印象を保つことができます。

講習は、座学と実技の二部構成で進められ、参加者の皆様に実際にご自身の靴を磨いていただきながら、より実践的なスキルを身につけていただきました。



第一部:座学(基礎知識とメンテナンスの重要性)

講義では、靴の素材ごとの特性や、適切なお手入れの重要性について解説しました。特に、

スムースレザー(表革) → 乾燥を防ぎ、ツヤを保つための適切な保湿が必要
スエードやヌバック(起毛革) → ブラッシングによる汚れ落としと防水ケアが大切


といったポイントを詳しくご説明しました。

また、「間違ったお手入れをすると革を傷める可能性がある」ことや、「適切なケアをすれば靴の寿命が飛躍的に延びる」ことを具体的な事例を交えてお伝えしました。



第二部:実技(実際に靴を磨いてみる)

実技では、実際にクルーやスタッフの皆様に靴をお手入れしていただき、プロの技術を学ぶ時間を設けました。



スムースレザーのケア手順

・ブラッシング:ホコリや汚れを落とす(馬毛ブラシを使用)
・ クリーニング:専用クリーナーで古いワックスや汚れを拭き取る
・ 保湿・栄養補給:革クリームを塗り込む(指または布を使用)
・ 仕上げ:豚毛ブラシで磨き、乾拭きしてツヤを出す

クルーの皆様からは「普段は軽く拭くだけだったが、クリームを塗ることで革がしっとりとよみがえった」との声が聞かれました。

スエード・ヌバックのケア手順

・ 専用ブラシでブラッシング:ホコリを落とし、毛足を整える
・消しゴムタイプのクリーナーで汚れ落とし
・ スエードスプレーで保護・防水(色あせを防ぎ、耐久性を向上)

参加者の皆様は「スエードのお手入れは難しいと思っていたが、正しい方法を知ると意外と簡単」「スエードが水(雨)に強い素材だとは知らなかった!」と、実際に変化を体感されていました。



講習を受けたクルー・スタッフ様の声

「今まで自己流でやっていたが、プロの方法を学べてとても勉強になった!」



「スエードの靴は手入れが難しいと思っていたが、ブラシを使うだけで印象が変わることに驚いた。」



「靴をきちんとケアすることで、身だしなみだけでなく、長く履けることが分かった。」



「今後は自分の靴だけでなく、家族の靴もお手入れしてあげたい。」





講習会を終えて

今回の講習会を通じて、クルーやスタッフの皆様に「正しい靴磨きの方法」を学んでいただくことができました。

船上での業務では、清潔感のある靴がプロフェッショナルな印象を与えるだけでなく、適切なメンテナンスにより快適な履き心地を維持することができます。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!





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