革も肌と同じようにケアをすることにより、潤いとハリ・ツヤが出ます。デリケートクリームの特長を知っておくと、用途に合わせて使い分けをすることができます。
今回は3種類のデリケートクリームの使い分けをご紹介します。


写真左から
レザーケア定番のソフトレザークリーム。ラノリン配合のため、革の柔軟効果が高いのが特徴です。
蜜蝋成分とシアバター配合で、水分だけでなく油分も補給できる優れもの。
アボカドオイル配合の革に優しい天然派クリーム。
水分量が多く、さらっと仕上がるのが特徴です。
デリケートクリームの使い分け
革製品全般(靴、ジャケット、カバン、革小物)のケアに使うのはM.MOWBRAY デリケートクリームがおすすめです。

クリームの伸びが良く、ブラッシングで革全体に馴染ませやすいです。ツヤが抑えめで、革の風合いを生かした仕上げができます。柔軟効果も高いので、革を柔らかくしたいときに塗り込んであげるのも効果的です。
革の保湿剤として仕上げのクリームと併用するなら、M.MOWBRAY PRESTIGIO リッチデリケートクリームがおすすめです。

水分量が多く、革への浸透力も高いです。保湿効果に優れていているので、仕上げ用のクリームで補給した水分にフタをしてあげるとより効果的です。さらっと仕上がるのでブラシのかけ心地も抜群です。
デリケートクリーム単体で保湿と仕上げまで両立させるなら、FAMACO1931 デリケートレザージェルがおすすめです。

水分だけでなく、油分もしっかり補給することができる優れものです。クリームの粘度が高くブラッシングした後は、革がもちもちに仕上がります。全てデリケートクリームなので、同じように使用できます。ですが革の状態や仕上げ方に合わせて使い分けることで、より革に合ったアプローチをすることができます。デリケートクリームの選び方に悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。