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【靴磨き】靴クリームを塗った後にする作業は?



「靴クリームを塗った後は何をすればよいのでしょうか?」

ある程度、靴磨きをしてきた方なら分かると思いますが、靴磨きを始めたての方は意外と正解が分からないと思います。



工程の意味を理解する

今回は靴クリームを塗った後の工程に焦点を当てますが、靴磨きで行われる全ての工程には、もちろん意味があります。そこを理解するとなるほどと納得します。



靴クリームは塗っただけでは均一じゃない

靴磨きを始めたての時は、靴クリームは塗ったら光って綺麗になるもの、と思っていませんか。ただ実際にやってみると靴クリームを塗っただけでは革の表情が曇り、逆に光沢感は無くなります。これは靴クリームが革の表面上に多く、しかもクリームが不均一に乗ったままなので、キラッとした均一的な光沢感も出ないのです。









コシのあるブラシで馴染ませる

導入で触れた靴クリーム後の正解の工程がこの部分です。布を使い光沢を出す場合もあります。



布で擦ってもツヤはある程度出て綺麗にはなります。
でも靴磨きのスタンダードな方法はコシのある豚毛ブラシを使います。布を使用することで、大きなデメリット部分があるからです。



塗ったクリームを拭き取ってしまう

布は、クリームや液体といったテクスチャーのものを吸う力が強いです。表面上に残っている靴クリームもなるべく革の中へと刷り込みたいので、吸う力が強い布は不向きと言えます。豚毛ブラシもブラッシングすることで毛にクリームが吸われてはしまいますが、刷り込む速さが豚毛ブラシにはあるのでブラシが革に栄養を与えるメンテナンスにおいては正解と言えます。









意味を理解すると靴磨きは楽しくなる

靴磨きにおける、「汚れ落とし」「保湿」「ブラッシング」「乾拭き」などの工程には、もちろん、それぞれにやる理由、意味があります。この作業をするとどうなるのか?それが分かるとやりがいが生まれ、楽しさが生まれると思います。豚毛ブラシをお買い求めの方は下記より詳細ページに飛べますので、活用いただければと思います。











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M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツはプロのシューファクトリーやシューブランド、靴愛好家の方々から数多くの支持を得ているシューケア(靴手入れ)のトップブランドです。 M.モゥブレィブランドの代表的な商品であるデリケートクリーム、アニリンカーフクリーム、シュークリーム等はイタリアにおける皮革タンナーや靴メーカーの聖地の一つであるトスカーナ州の古いファクトリーで作られています。 製造は大型の機械で大量生産が主流の現代では珍しい、熟練の職人による頑固なまでのハンドメイド的製法を堅持して、欧州の靴クリーム作りの伝統と品質を現代に受け継がれています。また、プロユースで評価が高かった皮革用石鹸、ソール用クリーム、コバ用クリームなどを一般商品化し、さらに日本のファクトリーにて独自製法で開発したステインリムーバーやモールドクリーナーなどをラインナップに加えるなど、品質、伝統、革新をおこなうシューケアブランドとして、M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツは日々進化し続けています。M.モゥブレィプレステージは上質な天然成分を使用したM.モゥブレィの最高級レザークリームブランドです。