靴を履いていて、靴ヒモが解けた経験は皆さんありますか。
ハッキリ言って靴ヒモが頻繁にほどけるのって、とてもストレスを感じます。
人が走っている時、蝶結びされた靴ヒモには7Gという重力が掛かっているとも言われています。
「7Gってどのくらい?」
富士急ハイランドのジェットコースターFUJIYAMAが最大でおよそ3.5Gのため、その倍。
とてつもないチカラが靴ヒモに加わっているようです。
だったら、“解けにくい靴ヒモの結び方”があったらいいのに、と思ったことありませんか?実は解けにくい靴ヒモの結び方はあるんです。
解けにくい靴ヒモの結び方
イタリアの高級靴ブランドのベルルッティから広まった結び方の、「ベルルッティ結び」という結び方があります。
結び目にヒモが2本見えるのが特徴で、とても解けにくい結び方です。さほど難しい結び方ではなく、通常の蝶結びのヒモを結ぶ工程を、2回ずつ行うと「ベルルッティ結び」になります。解き方は蝶結びと同じです。
本日はこのベルルッティ結びのやり方を解説していきます。
【Step1】
一度普通に結びます。
【Step2】
もう一度同じようにヒモを結びます。片方のヒモに2周巻きつけた形になります。
【Step3】
普通の蝶結びのように輪っかを作り結びます。輪っかを通した後は結び目を締めないでください。
【Step4】
もう一度、Step3で通した輪っかを真ん中に通します。片方の輪っかを2周巻きつけた形になります。
【Finish!】
引っ張って完成。結び目に紐が2本作れたら完成です。
蝶々結びよりもヒモが1~2㎝ほど短くなります。元々短い靴ヒモだとさらに短くなります。少し長めの靴ヒモを使用した方がバランスよく仕上がりますよ。