M.Mowbray リキッドワックスが発売されてしばらく経ちます。
様々なハイシャインをSNSで拝見させていただいております。今回のブログは、約1年前に発売したミラーフィニッシャーを使ったハイシャインの作り方についてご紹介いたします。
ハイシャインの作り方の答えは一つだけではない、そんな気持ちで様々な方法の一つとして参考にして頂きたいです。
グラデーションの付け方
ハイシャインを自分でできるようになってから、もう一段階上に行くための最初の壁になることが多いのが「グラデーション」です。キャップの無いプレーントゥ等の靴を仕上げる際に必要になってくるテクニックです。
早速解説していきます。
①ベースの作り方
光らせたい範囲に均一に塗るのではなく、厚みに差をつける
緑色の円の範囲を光らせたい範囲とすると1層目は緑の範囲を少し超える水色の円くらいまでワックスを塗り込みます。
2層目で光らせたい範囲(緑色の円)まで、3層目で光らせたい範囲の手前(青色の円)まで、4層目でつま先のみ(黄色の円)、のように指塗りの段階で塗る範囲に差を作ってベースを作ります。
通常との違いが分かりやすいように、左右の足でベースの作り方を変えてみました。
②磨き上げ
次に磨き上げです。
磨き上げベもベース作り同様に、磨く範囲をどんどん狭くしていきます。
最初はワックスを塗った範囲全部、そして徐々に範囲を狭めて最後は一番ワックスの厚みを持たせたいつま先という順番。
③完成
グラデーションありと無しを比較するとこんな感じになります。
微差ではありますが左右で比べるとグラデーション有の方が自然に見えますね。ハイシャインができるようになたら次のステップにグラデーションをマスターしてみてください。
※もちろんこの方法以外にもグラデーションをつける方法はたくさんありますので参考程度に思っていただけるとありがたいです。