革靴は雨に濡れた後の状況によってはトラブルが起きてしまうことがあります。
雨に濡れた革靴で起こる代表的なトラブルは2つです。
1.表面に白い汚れが浮いてくる。(塩浮き)
2.表面が凹凸、ざらついた状態になってしまう。(銀浮き)
どちらも濡れた革靴をそのまま放置してしまうと発生することが高いトラブルです。
つまり、濡れた革靴をそのままにさえしなければ発生しにくくなります。
しかし、発生した場合はどうすればよいのでしょうか?
対処するポイントは”水”です。
まずは革の表面に水を十分に含ませ、その後じっくり乾かします。
水を含ませる量が不十分ですと改善しにくいです。ヒタヒタに濡らせたタオルで、じっくり時間をかけて革靴の表面から押し込むように水をしみ込ませることがポイントです。
十分に乾かしたあとは、M.MOWBRAYデリケートクリームで保湿をします。
黒の乳化性クリームで仕上げれば、表面の凹凸、ざらつきはきれいになりました。
いかがでしたでしょうか?
特別な道具は必要ありませんので、ご自宅でも実践可能なお手入れです。