独特な革のうねりが特長的なコードバンはまさに「十人十色」。
今回はコードバンの美しいうねりをご紹介していきます!
コードバンのうねりは魅力
通常のレザーとは違い独特なうねりを生み出すコードバン。
あえてメリハリをつける事で躍動感ある見た目になります。
あえて浅めに履き、フラットなツヤ感を楽しむのもまたよし。
雨に弱く、メンテナンスなどには手間はかかりますが、大きな魅力を備えていること間違いなしです。
履き心地もいいコードバン
見た目に注目されがちですが、コードバンの歴史は長く、履き心地に定評があります。
形状記憶素材と言われることもあり、履き込みで出来たシワが屈曲しやすくなっています。
履きジワが白っぽくなる理由
コードバンは馬の臀部(めがね)の一部にある革を指します。
銀面の奥深くにある網状層の一部に存在するというコードバン層。そこに到達するまで表面を削り取る必要があるので、革はヌバックの様に起毛します。
起毛したコードバンはそのままではツヤが無いため「グレージング作業」をおこないツヤを出します。
グレージングとは、硬質なローラーを使って「革の表面を潰す、こする」作業です。
そのグレージングによって生じる摩擦熱で繊維を寝かしつけ、コードバン特有のツヤを生み出していきます。
コードバンのお手入れには
コードバンはのお手入れには、M.MOWBRAYコードバンクリームレノベーターがおすすめです。
保革(栄養)効果や美しい光沢を出すことでコードバンが本来放つツヤをしっかりと出します。
また、特殊なカラーワックス配合により、履きこんだコードバンの靴のお手入れに使用すると、コードバン独特のツヤが蘇ります。