まだ暑い日が続き、サンダルの出番が多い日が続きますが、サンダルのシーズンも徐々に収束を迎えてきます。
そこで、やっておきたいのがサンダルのメンテナンスではないでしょうか。
サンダルは素足で履くこともあり、靴下を履いて使用する革靴やスニーカーに比べると、汗や汚れが付着しやすいですよね。
「靴箱にしまい、次の夏までそのまま…」そんなことはせずに、お手入れをしてから、ぜひ保管してください。
今回はシーズンオフのサンダルのメンテナンスについて、お伝えしていきます!
~本革サンダルのお手入れ 簡単3ステップ~
【用意するもの】
①ホコリ落とし用のブラシ
②ウエス
③クリーナー
④ツヤ出し用のブラシ
⑤靴クリーム専用ブラシ
⑥靴クリーム
⑦グローブクロス
STEP1. ブラシを使ってホコリを落とす
毛の柔らかい“馬毛ブラシ”でホコリや汚れを落としていきます。
STEP2. クリーナーで汚れをきれいに
ウエスにクリーナーを500円玉大ほど取り、革の表面を軽く撫でるように拭き取ります。
この時、強い力で押し付けると表面の加工が剥がれることもあるので注意が必要です。
STEP3. ブラシで靴クリームを塗り込む
靴クリームの1回分の取る量は、米粒3粒くらいの少ない量です。
靴クリームをペネトレィトブラシに取り、数回に分けて全体的に馴染ませます。
今回は無色(ニュートラル)の靴クリームを使いました。
靴クリームを全体的に伸ばしたら、毛の硬い“豚毛ブラシ”でさらに塗り込みます。
手早く動かしながら力強く刷り込むと、革の中にクリームが浸透していきます。
(革の色が剥げてしまったら、色が付いているタイプの靴クリームを選ぶと、ある程度補色ができます。)
最後に革に浸透しきれなかった不要なクリームを、グローブクロスを使って取り除き完成です。
サンダルのお手入れには、「来年の夏まで」の保管も入ります。
長く靴箱にしまうので、大敵は「湿気」。
湿気が多い日本ではサンダルや靴にカビが生えてしまうこともあります。
お手入れ後は、袋や箱に入れずに保管。
その時、除湿効果のある物と一緒に保管すると、よりカビが生えにくくなります。
少なくとも月に1〜2回は、靴箱の扉を開けっ放しにする日を作り、通気性をよくすることをおすすめします。