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ミラーフィニッシャーの実力~前編~


靴のつま先を光らせる技術のひとつであるハイシャイン(鏡面磨き)。
靴の表情に変化をつけ、特別な仕上がり感を演出できる人気のケア技術のひとつ。

ただシンプルな工程であるにも関わらず、難易度が高い技術のため、苦戦する方が多いのも特徴です。

先日販売が始まったM.MOWBRAY ミラーフィニッシャーは、ハイシャインの
ワンランク上の仕上がりを目指せるアイテム。

今回はミラーフィニッシャーの特徴を、使用方法を含め2回に分けてご紹介していきます!



ワンランク上の鏡面磨きへ


鏡面磨きとはワックスのロウ分を層のように重ねていき、革表面の毛穴を埋めることで光を反射させます。

鏡面磨きに慣れ、「光らせる」ことが可能になると、
より、透明感や顔が映るほどの仕上がりを目指したくなるのではないでしょうか。

今回発売したミラーフィニッシャーは、M.Mowbrayのテクニカルアドバイザーを務める斗谷氏が独自で開発に着手し、

光学的な視点で「鏡面膜の内外の光の挙動」を考慮しながら、材料を最適化して実現したハイシャイン仕上げ用ワックス。

既存の製品で出せる一流のツヤを超え、世界一のツヤを出すためにはどうすれば良いか、
と斗谷が日々様々な角度から模索していた中で辿り着いた製品です。

ミラーフィニッシャーの特徴


ミラーフィニッシャーには、2つの大きな特徴があります。

①透明感


⇒従来のワックスに含まれる「潤滑剤」が、ワックスの結晶間や膜の表面に残留していると膜に入射した光が散乱し、白く濁ってしまいます。
ミラーフィニッシャーはその残留物を除去する薬品を添加しているので、他では出ない透明感を出す事が可能となりました。

②平滑性の高さ

⇒単に早く光らせる商品であれば、いくつかの商品がすでに存在します。
ミラーフィニッシャーはあくまでも仕上げの質にこだわったアイテム。
潤滑剤は入れながらも、その薬品を除去する薬品を添加しているので、よりクリアな仕上がりに。


今使用しているワックスで仕上げた後にプラスで使用することで、
よりワンランク上の仕上がりを目指せるアイテムです。


M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツはプロのシューファクトリーやシューブランド、靴愛好家の方々から数多くの支持を得ているシューケア(靴手入れ)のトップブランドです。 M.モゥブレィブランドの代表的な商品であるデリケートクリーム、アニリンカーフクリーム、シュークリーム等はイタリアにおける皮革タンナーや靴メーカーの聖地の一つであるトスカーナ州の古いファクトリーで作られています。 製造は大型の機械で大量生産が主流の現代では珍しい、熟練の職人による頑固なまでのハンドメイド的製法を堅持して、欧州の靴クリーム作りの伝統と品質を現代に受け継がれています。また、プロユースで評価が高かった皮革用石鹸、ソール用クリーム、コバ用クリームなどを一般商品化し、さらに日本のファクトリーにて独自製法で開発したステインリムーバーやモールドクリーナーなどをラインナップに加えるなど、品質、伝統、革新をおこなうシューケアブランドとして、M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツは日々進化し続けています。M.モゥブレィプレステージは上質な天然成分を使用したM.モゥブレィの最高級レザークリームブランドです。