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革靴を自分で洗ってみよう!


・革靴に白い汚れが浮き出てきた
・革の表面がデコボコしてきた


革靴がこのような症状になってしまったことはありませんか。
どちらも早めの対処で、トラブルを解決できる可能性があります。

今回は自宅で出来る、革の丸洗い方法をご紹介いたします!


白い汚れは履いているときに革が吸収した「汗の塩分」が浮かんできた状態です。


表面の凸凹は革が吸い取った汚れが内部に蓄積してできた、出来物のようなもの。
どちらの状態も革にとってはあまり良くはありません。

使うアイテムは3つ

左:サドルソープ 中央:クリーニングスポンジ 右:クリーニングブラシ





ステップ①靴全体を水で濡らす


水を含ませたスポンジを使い、靴を全体的に湿らせます。
革に水がはいると繊維が柔らかくなり、内部に浸透している汚れが取れやすくなります。

植物性繊維で作られているセルローススポンジなので、吸水性が高く素早く靴を濡らすのに適しています。

POINT☞シューキーパーを入れてから作業すると、履きシワが伸びて全体を均一に濡らせます


ステップ②サドルソープで洗う


クリーニングブラシにサドルソープを適量とり、ブラシで泡立てながら優しく洗います。

サドルソープは、皮革の柔軟性を保つための成分を含んだスムースレザーの皮革用石鹸です。
手を洗う普通の石鹸と違い、通常は乾燥すると硬く仕上がる皮革もしっとりソフトに仕上がります。

雨ジミ・塩フキ・靴の型崩れの際に最適な、元祖革靴のクリーニング用石鹸です。

POINT☞ブラシでちいさな円を描くようにすると、泡立ちやすいですよ!


ステップ③泡を取り除く


水で濡らしたスポンジで表面に残った泡と汚れを拭き取ります。
その際に石鹸の成分を表面に残しておくと、保革効果を得られます。

最後にタオルで水気を拭き取ったら、日陰で1日ほど乾燥させてください。
乾燥後の靴がこちらです。



表面の凸凹も、浮いていた塩もしっかりとれてキレイになりました!
このあとは通常のお手入れで問題ありません。

汚れが溜まったと感じたら、是非思い切って一度丸洗いを。
靴も気持ちもスッキリさせて、その先も長くお気に入りの一足を愛用しませんか。


M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツはプロのシューファクトリーやシューブランド、靴愛好家の方々から数多くの支持を得ているシューケア(靴手入れ)のトップブランドです。 M.モゥブレィブランドの代表的な商品であるデリケートクリーム、アニリンカーフクリーム、シュークリーム等はイタリアにおける皮革タンナーや靴メーカーの聖地の一つであるトスカーナ州の古いファクトリーで作られています。 製造は大型の機械で大量生産が主流の現代では珍しい、熟練の職人による頑固なまでのハンドメイド的製法を堅持して、欧州の靴クリーム作りの伝統と品質を現代に受け継がれています。また、プロユースで評価が高かった皮革用石鹸、ソール用クリーム、コバ用クリームなどを一般商品化し、さらに日本のファクトリーにて独自製法で開発したステインリムーバーやモールドクリーナーなどをラインナップに加えるなど、品質、伝統、革新をおこなうシューケアブランドとして、M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツは日々進化し続けています。M.モゥブレィプレステージは上質な天然成分を使用したM.モゥブレィの最高級レザークリームブランドです。