靴を長持ちさせるシュートリー(シューキーパー)は種類が多く、
どれを選んでいいか迷ってしまうことがありますよね。
今回はChurch’s(チャーチ)Consul(コンサル)173ラストに合う
シュートリーをご紹介していきます!
相性が良かったシュートリー
サルトレカミエSR100EX
![](https://www.shoe-repair.net/files/sartorecamier-a-1.jpg)
【100EXの特徴】バネ式シュートリー
100EXバネ式タイプの特徴は、
英国靴メーカー系やグッドイヤーウェルト製法のシューズ等、
ボールジョイントにボリュームを持たせたモデルに適しています。
幅が標準~やや広め、甲部はなだらかな設計になっています。
サルトレカミエSR300EX
![](https://m-mowbray.com/wp-content/uploads/2023/07/sartorecamier-e.jpg)
【300EXの特徴】ネジ式シュートリー
300EXネジ式タイプの特徴は、
靴に余計なテンションをかけずに補正できる万能モデルです。
形も、適度な幅感と甲の高さをしっかりとっているので、
インポート靴や日本製の靴問わず、全般にフィットします。
また、ネジで微妙なサイズ調整が可能といったメリットがあります。
サイズが小さい靴などにも相性がよいです。
EXモデルで使用している木材はブナ(Beech)。
家具などにも用いられるブナ材を使用したシュートリー、丈夫できれいな木材です。
気になるフィット感は?
![](https://m-mowbray.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0798-2-e1689661972473-1024x576.jpg)
①甲部分
チャーチ173ラストはSR100EXなら負担なく、甲部分を合わせることができます。
サイズの小さいものはSR100EXでは大きすぎるので、
万能型のSR300EXでのフィッテングがおすすめです。
※履き込み具合や個体差によりフィッティングは変わります。
![](https://m-mowbray.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0800-1-e1689661998267-1024x576.jpg)
②横幅
歩行時の屈曲によりシワが入り、
クラックを起こしやすい横幅(ボールジョイント)部分です。
ボリュームのあるチャーチに適したSR100EXでしっかりと補正することができています。
![](https://m-mowbray.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0802-1-e1689662021381-1024x576.jpg)
③履き口
甲や横幅に目が行きがちですが、
実はキーパーフィッティングのポイントの中ではかなり重要なポイントです。
靴を履いていると履き口が広がります。
そうなると、カカトが抜けやすくなってしまうので
シュートリーで細長く固定することで履き心地をキープすることができます。
上記3点を中心にフィッティングしたサイズの対応表
靴サイズ | キーパー種類 | キーパーサイズ |
5.0 | 300EX | 38 |
5.5 | 300EX | 39 |
6.0 | 100EX | 39 |
6.5 | 100EX | 40 |
7.0 | 100EX | 40 |
7.5 | 100EX | 41 |
8.0 | 100EX | 42(きっちり目) |
8.5 | 100EX | 43 |
9.0 | 100EX | 44 |
9.5 | 100EX | 45 |
10.0 | 100EX | 45 |
※キーパーサイズの+表記はネジを少し調整した状態の事です。
サイズ8の場合300EX41+で使用することも可能です。
靴に合ったシュートリーを入れ、
お気に入りの革靴ライフをぜひお楽しみ下さい。
全国のシューケアマイスター工房にお靴をお持ち込みいただくと、
ご自身の靴に合う1台を実際に試着、お選びいただけます。
気になる方は、ぜひお近くの店舗に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
(サイズや種類によっては在庫のご用意がない場合もありますので、
予めご了承ください。)