磨くけれど、光らせない。
矛盾しているように聞こえますが、靴磨きではこのような仕上げ方もあります。
「磨き」といえど、光らせないことが素材に適していたり、光らせずに履く方が好み、という方もいらっしゃいますよね。
今回は、「この靴、光らせたくないんだよな~」
そんなときにおすすめのお手入れ方法をご紹介していきます!
光沢をおさえた靴の磨き方
光らせずに靴を磨くにはどうするか?
ここでおすすめしたいのが、ビーズエイジングオイル。
ステインリムーバー汚れを落とした後、でビーズエイジングオイルを塗ります。
オイルの表面を指先でひと撫でして取れる量を、500円玉4~5枚の広さに塗り伸ばします。
(手が汚れますし、肌が荒れてしまう可能性もあります。指に布を巻いて塗る方法からお試しください)
オイルを塗ったら、豚毛のブラシを使ってオイルをなじませます。
その後2~3分置いて、表面をよく拭きます。
こちらが仕上がりの状態です。
そこまで光沢感を出さずにマットで自然な仕上がりになっているのが、おわかりいただけるでしょうか。
光らせるも光らせないも自由
コンディションを整え、靴を長持ちさせる。
これは靴を磨くうえで、大切なことです。
しかし「磨く」といえど、光らせるも光らせないも、表面の見せ方は自由です。
素材や好みに応じて柔軟に選んでいただければと思います。