ドレスシューズのスタンダードであり象徴とも言われているレザーソール。
丈夫で、通気性がよく蒸れにくいのが特長です。
革靴の良さを体感できる仕様のひとつですよね。
そんなレザーソールも革なので、乾燥を防ぎ、栄養を与えることが必要になってきます。
今回はそんなレザーソールのお手入れについて解説していきます!
【汚れ落とし・栄養補給】
まず汚れを落とすのが基本的な作業です。
①泥や汚れがひどい場合は水拭きで落としてください。
使用するクリーナーはM.MOWBRA ステインリムーバー。
②水性クリーナーで汚れを拭き取りながら、革底全体を湿らしてください。
③次に革底用の栄養剤のM.MOWBRAYソールモイスチャライザーをブラシに取り靴底全体に馴染ませます。
ソールモイスチャライザーとは?
レザーソール(革底)を長持ちさせるための栄養クリームです。
レザーソール(革底)に栄養を与えることにより柔軟性を高めます。柔軟性を高めることで靴底の「かえり」がよくなり、歩きやすさが向上します。
また使用することでレザーソールのすり減りを抑え、耐久性がアップします。オイル系成分が表面に残りませんので、革の通気性を損なうことなく、滑りにくい状態で仕上がります。
【仕上げ】
ソールモイスチャライザーをレザーソールの繊維も押し込んでいくのがポイントです。
①アビィレザースティックに柔らかい布を巻き付け、靴底に潰しながらクリームを押し込んでいきます。
②光沢がでたら、陰干しで乾燥させて仕上がりです。
革底に潤いを与え、底を減りにくくするとともに、歩行時の足裏の感触が向上します。ソールの返りのよさにつながりますので、履き心地向上にも寄与します。
ぜひお試しください!