靴磨きの工程に必ず必要な道具、【ブラシ】。
ブラシの種類も多岐にわたりますが、
本日は職人の手作業によって生み出される、
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAYの手植えシリーズを紹介したいと思います!
SANOHATA BRUSH ×M.MOWBRAYの手植えとは
日本のものづくりへのこだわりが詰まった、SANOHATAシリーズ渾身の一本が誕生。
持ち手は木目の美しさが際立つブナ材を使用。それをさらに引き立てるため、ニスで丁寧に仕上げられた持ち手は美しさと手作業によるぬくもりを兼ね備えています。
気持ちの良い手触りと、快適な握り心地。実用面でも魅力ある仕上げ方法です。
ラインアップは以下の通りです。
・馬毛 厚み10mm/毛の長さ:40mm
・豚毛(白、黒)厚み10mm/毛の長さ:25mm
・山羊毛 厚み10mm/毛の長さ:40mm
・白馬毛 厚み10mm/毛の長さ:40mm
それぞれに特徴があり、使用感、特徴に違いがあります。
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAY 手植え 馬毛
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAY 手植え 山羊毛
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAY 手植え 白馬毛 コードバン用
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAY 手植え 豚毛
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAY 手植え 豚毛
手植えブラシの特長は“毛量”にあり
手植えブラシのおすすめポイントはたくさんありますが、
一番の特長は” 毛量 ” です。
長期的に使用するためには毛の品質も重要ですが、
毛量次第で、どんなに品質のよい毛を使用していても使いにくくもなってしまうことがあります。
多すぎず、少なすぎない毛量。
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAY 手植えブラシは細かな部分まで拘っています。
毛の柔らかさが際立つ山羊毛ブラシ
特長は ” 毛の面積” にあり
2つ目の特長は ” 毛の面積 ”です。
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAYの手植えシリーズは、
ブラシの毛部分の面積が「幅:6.5cm × 奥行:14.5cm」と、広めに取られています。
面積が広めにとられることにより、広範囲にブラッシングできること、
面でブラシをかけることにより、毛一本一本の負担を軽減させ、より長くご利用いただけます。
特長は ” 植え付け ” にあり
3つ目の特徴は ” 植え付け ” です。
機械植えのブラシに比べると、手植えブラシは毛抜けがしづらいです。
理由としては、
① 台座となる木地に、等間隔に穴を空ける
② ブラシの毛を2つに折り、引き線と呼ばれる糸線を巻く
③ ①で開けた穴のひとつひとつに、②を差し込んでいく
手間と時間のかかる作業を経て作られています。
一つひとつの毛束に引き線が通っており、これがブラシの毛抜けを防止します。
” 毛量・面積 ・植え付け ”
このポイントを押さることによって、長期的に使用できる手植えブラシが完成します。
ブラッシングの際にクリームの「油分」や「ロウ分」が毛に付着し蓄積することで毛が馴染み、使用回数を重ねれば、毛の先端はよりなだらかになり掛け心地が向上します。
鞄やジャケットにも使用できる
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAYの手植えシリーズは、
通常流通しているブラシとは一味違う形をしています。
始めは使い慣れるまでに時間はかかりますが、使い込めば使い込むほど独自の使用感をお楽しみいただけます。
特長の一つである面が広い点は、靴だけでなく
鞄や、ジャケットなどのブラッシング範囲が広い物にも相性がいいです。
ぜひチェックしてみてください!