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気になる足の臭いに“シューケアマイスター”が教える撃退法


「靴を脱いだときの足からただよう自分の臭いが気になる。」
なんて思ったことありませんか?
足の臭いを気にして思う存分楽しめないのはもったいないですよね。

そこで今回は足が臭う原因と対処法を紹介していきます!

臭い?匂い?


“におい”という言葉をを漢字に変換する時に「あれ?どっちだろう?」と悩んだことありませんか?
一般的には、このような使い分けをしているようです。

【匂い】


嗅覚で感じる“におい”のうち、“よいにおい”は「匂い」。
例)梅の花の匂い、匂い袋

【臭い】


嗅覚で感じる“におい”のうち、“不快なにおい”は「臭い」。
例)魚の腐った臭い、生ゴミが臭う

【におい】


人によって快・不快の感じ方が異なる場合やどんな“におい”なのか判断が難しい場合、 “ほのめかす”という意味で使われる場合は、ひらがな。

例)たばこのにおい、生活のにおい


においは感覚的なものなので柔軟剤や香水のにおいも心地よいと感じる人もいれば、不快と感じる人もいます。このように良い香りか不快な臭いか判別できない場合も「臭い」ではなく平仮名のにおい」を用います。


足が“臭う“原因とは


足の臭いの主な原因として挙げられるのが、雑菌が生み出す「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」です。

イソ吉草酸は、人間の体の中から分泌される物質ではありません。皮膚の上に存在している「皮膚常在菌」が生み出す物質です。

皮膚常在菌にはさまざまな種類があり、人にとって良いはたらきをする菌もいれば、逆に悪いはたらきをする菌もあります。

人にとって良くないはたらきをする菌のことを、「雑菌」と呼んでいます。

この皮膚に存在する雑菌たちが、足の皮膚から分泌される汗・皮脂・垢(あか)・角質などを分解したときに生成されるのがイソ吉草酸です。

足にイソ吉草酸が発生しやすい3つの理由

①足は汗が多く蒸発しにくい


「汗をかきやすい部位」というと、ワキの下や背中が思い浮かぶ方が多いかもしれません。

実は、ワキの下や背中よりも、足の裏は汗腺(汗を出す器官)が集中しており、その量は背中の5~10倍ほどであると言われてます。

足の裏から1日にかく汗の量は、およそコップ1杯分もあり、足は靴下や靴で覆われているため、かいた汗が蒸発しにくい状況です。

額にかいた汗はすぐにハンカチで拭き取ることができますが、足の汗を小まめに拭き取るのは難しいです。

足は皮脂や角質がたまりやすい


足は全身を支える部分のため、他の部位に比べて角質が厚く、かたくなっています。そのため、垢となって剥がれ落ちる角質が多くなります。

角質も常在菌によって分解されることで臭いを発するようになります。雑菌たちは、汗のほかに皮脂や垢や角質をエサとしているので足は、皮脂や垢や角質がたまりやすい構造です。

特に皮脂や垢がたまりやすい部分として、足の指と指の間、爪の付け根、爪と足指のすき間、かかとの分厚い角質が挙げられます。

足は高温多湿の密閉環境


長い間履きっぱなしの靴や靴下は蒸れ、ニオイのもとになります。特にパンプスや革靴など、足全体を覆う靴の場合、通気性が悪いため汗が溜まりやすく、雑菌が繁殖しやすくなります。常在菌は高温多湿を好むため、湿気がこもりやすくなります。

汗をかきやすく、皮脂や垢や角質がたまりやすく、イソ吉草酸が生成されやすい条件下にある足ですが、ここへ高温多湿の密閉環境という最悪な条件が加わります。高温多湿な環境は、雑菌たちにとっては、最も住みやすい快適な環境です。


足が臭い人と臭くない人の違い


すべての人の足が臭いわけではありません。足が臭い人と臭くない人がいます。その違いは何でしょうか?

足のニオイが強くなりやすい人には特徴があります。

足に汗をかきやすい
足に汚れがたまりやすい
蒸れやすい靴や靴下を履いている
④同じ靴を履き続ける

足の臭いを防ぐ3つの対策

①足の爪を短く切りそろえて清潔にする


足の爪を長いまま放置しておくと、爪の間に汚れがたまり雑菌の温床になります。足の爪は短く切りそろえ、常に清潔にするよう心掛けてください。

②足裏の角質ケア


角質とは死んだ細胞で、つまり垢(あか)のことです。垢を足の裏にこびりつかせた状態では、垢の中に雑菌がたまってしまいます。

足裏は、角質がたまりやすい部位です。年齢とともに新陳代謝が衰えるので、放っておくと角質がどんどん分厚くなっていきます。

③足を乾燥させる


“高温多湿の密閉環境”から、足を遠ざけるために裸足で過ごす時間を増やしてください。
裸足で過ごす時間が増えれば増えるほど、足指を乾燥させることができます。

足の臭い対策アイテム


足の臭い対策にオススメのアイテムがあります。
M.MOWBRAY PRESTIGIO デオドラントパウダー です。


パウダータイプの消臭剤の中にはミョウバンを主原料とする物もあります。ミョウバンを主原料とするパウダーは、その主な配合目的は「制汗」になります。その後その他配合されている原料が靴内の除菌や消臭をするのが主流です。

しかし、このデオドラントパウダーはミョウバン主体のパウダーではなく、ホタテパウダーを使用しています。

海に生息しているあの「ホタテ」です。ホタテと聞いて「生臭くないの?」と思った方もいるかと思います。この商品が発売された当初、私もその疑問を持った1人です。

貝殻が陸揚げされた時に含まれている、不純物が発する「生臭さ」を抑えるためスターチやタルクを配合しているため、安心して使うことができます。

デオドラントパウダーの主成分は日本産ホタテの貝殻で、天然由来の素材で皮革や足にも優しい仕様です。

雑菌が生きていけない環境をつくる


このデオドラントパウダーは汗で溶けたホタテの貝殻パウダーで、靴内を雑菌が生きていけないレベルの高アルカリにし、それ以上繁殖させない環境にする。というのが主な効果です。
「雑菌が生きていけない環境づくり=臭いの発生を抑える」という仕組みです。

① 除菌99.9%


デオドラントパウダーは、靴中にふりかけたあと汗と反応します。
原因菌を元から断ち、パウダータイプの靴の消臭剤で、靴の臭いや足の臭いを消すのではなく、臭いの原因となる菌が生きていけない環境を靴内に整え、臭いの発生を抑えます。

②粉が残らないの?


「粉を靴の中に入れるのは、残ったときに跡が目立ちそうで抵抗がある…」という方もいるかもしれません。しかし、デオドラントパウダーの粉は汗に溶けるため、靴中にもほぼ残りません。

デオドラントパウダーを入れた状態で半日ほど歩くだけで、歩行時の振動により粉が靴中に浸透し、
汗に反応したデオドラントパウダーは目に見えなくなります。

他のホタテパウダーを使用している消臭剤は、ホタテ100%の物がほとんどです。しかし、ホタテの殻は水に溶けづらいので100%だとパウダーが汗で溶けずに靴の中に残ってしまうリスクと、磯臭さが残ってしまいます。そこで、デオドラントパウダーはベビーパウダー等の他成分を混ぜて、1回の使用量でパウダーが解けるように調整しています。

③ベトつかない?


デオドラントパウダーの主成分は日本産ホタテの貝殻です。天然由来の素材で皮革や足にも優しい仕様です。また、貝殻が陸揚げされたときに含まれている不純物が発する「生臭さ」を抑えるためのスターチやタルクを配合しているため、安心して使うことが出来ます。特に、タルクは足のベタつきにも有効な成分です。

実際に使ってみた感想

デオドラントパウダーを使用後、


「このデオドラントパウダー、本当にすごい!」というのが私の率直な感想です。

汗をかく量や靴内環境によって効果の持続力や、デオドラントパウダーの使用量に個人差がありますが、私の場合は3日連続でデオドラントパウダーを3〜4振りし、3週間ほど効果が続きました。しかもほぼ無臭です。

商品パッケージには1回の使用量は0.5gと記載されています。方足0.5gずつ、両足で1gです。

内容量が40gなので40回分もあります。私の場合は毎日使っていなかったので、だいたい1年位は待つのでコストパフォーマンスも良いと思います。

足の臭いに悩みを抱えている方は、騙されたと思ってぜひ使ってほしいです。

M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツはプロのシューファクトリーやシューブランド、靴愛好家の方々から数多くの支持を得ているシューケア(靴手入れ)のトップブランドです。 M.モゥブレィブランドの代表的な商品であるデリケートクリーム、アニリンカーフクリーム、シュークリーム等はイタリアにおける皮革タンナーや靴メーカーの聖地の一つであるトスカーナ州の古いファクトリーで作られています。 製造は大型の機械で大量生産が主流の現代では珍しい、熟練の職人による頑固なまでのハンドメイド的製法を堅持して、欧州の靴クリーム作りの伝統と品質を現代に受け継がれています。また、プロユースで評価が高かった皮革用石鹸、ソール用クリーム、コバ用クリームなどを一般商品化し、さらに日本のファクトリーにて独自製法で開発したステインリムーバーやモールドクリーナーなどをラインナップに加えるなど、品質、伝統、革新をおこなうシューケアブランドとして、M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツは日々進化し続けています。M.モゥブレィプレステージは上質な天然成分を使用したM.モゥブレィの最高級レザークリームブランドです。