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靴磨きフェス & 靴磨き選手権大会 in 大丸札幌店 イベントレポート!


10月1日(土)に大丸札幌店 様と共催した『靴磨きフェス 2022』
今回のブログでは、

《靴磨きを通して新しい靴文化を創造する。》

をテーマに掲げ、各界の匠達と立ち上げたこのイベントのレポート及び、その中でも特に盛り上がりを見せた「靴磨き選手権 in HOKKAIDO」の様子をご紹介します!

靴磨きフェス とは


靴磨きフェスとは「靴磨きの日」に合わせて開催されるイベントのことです。

「M.MOWBRAY」ブランドを取り扱うR&Dが主催となり、9月23日=「靴磨きの日」を記念し、「靴磨き」や「靴のお手入れ」の魅力を広め、革靴を愛好する方々との交流を深めるイベントとして、2018年以降各地で開催しています。

5度目の開催となる2022年は大丸札幌店 様にて開催いたしました。

当日のイベント内容


当日は

・靴磨き選手権大会 in HOKKAIDO 決勝戦
・Brift H SAPPORO 靴磨き職人 林田直樹氏によるシューシャインイベント
・M.MOWBRAY シューケアマイスター による靴のお手入れ相談会
・服飾ジャーナリスト 飯野高広氏によるシューズカウンセリングサービス
・シューケアボックスやオーダーシューレース等の受注会

など、靴磨きが好きな方はもちろん、これから靴磨きを始める方、革靴に興味を持ち始めた方にとって魅力的なコンテンツが目白押しでした!

靴磨き選手権大会 in HOKKAIDO


これらのイベントの中でも特に大きな盛り上がりを見せたのが「靴磨き選手権大会 in HOKKAIDO」です。

この大会は「北海道の靴磨き文化」をより盛り上げていこうと大丸札幌店様、
Brift H SAPPORO 代表の林田さん、(株)R&Dの四垂が企画した一般の方のみの大会です。

イベント当日では事前にBrift H SAPPOROにて行われた予選会を勝ち上がった3名の強者が競い合う決勝戦が行われました!


決勝戦のMC・審査員


□MC:服飾研究家 飯野 高広 (写真左)
大学卒業後大手鉄鋼メーカーに勤務したのち、服飾研究家として独立。紳士靴やスーツなど男性の服飾品全般を、ビジネスマン経験を生かした視点で論じる。近年は雑誌媒体のみならず、ウェブ媒体にも活躍の場を広げ、専門学校でも近現代ファッション史の講義を受け持つ。NHKテレビ「美の壺」の「紳士靴」の回に出演並びに総合監修するなど、基本面特にお手入れの大切さの普及に取り組んでいる。

□審査員:Brift H SAPPORO 代表 林田 直樹 【写真右)
東京 青山にある靴磨き専門店、「BriftH」の札幌店。

2020年、銀座三越にて行われた「靴磨き選手権」では、
数多くの強豪の中から見事本戦出場を果たし、セミファイナリストとしてその実力が高く評価された。
また、靴修理、他革製品の磨き、
シューケア用品販売、中古靴販売のほか多数のイベント企画など、
靴磨きの枠にとらわれない幅広い分野で活動している。

□審査員:株式会社アールアンドデー 四垂 和幸
2013年 株式会社アールアンドデー 入社。 商品部で商品管理・商品開発を担当し、 シューケアマイスターとしての接客・販売を経験も持つ。 その後は大阪支店へ転勤し、皮革の知識や靴磨きに関する様々な知見を増やし、 現在は営業部 マネージャーとして、エンドユーザー/企業を問わず、 日本全国で靴磨きやレザーケアに関する様々な啓蒙活動をおこなっている。

□審査員:大丸札幌店 バイヤー 前田 善光
2013年、株式会社大丸松坂屋百貨店に入社、紳士雑貨売場の販売員として配属され、幅広い商品知識と優れたお客様とのコミュニケーションが評価され、
紳士靴バイヤーを歴任。現在は婦人雑貨を担当。
自分自身での知見やノウハウに基づく売場づくり、品揃えに定評がある。


決勝戦の様子

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厳しい予選を勝ち抜いた3名の方による決勝戦は、
熾烈を極める戦いとなりました。

決勝戦のルールは

・制限時間:20分以内に両足を磨く
・磨く靴:三陽山長 「友二郎」


用意された靴についてMC名取バイヤーによると

「まっさらな新品の靴で乳化性クリームを塗った仕上げのみ」

であることが説明されました。

決勝の舞台にあがった3名の表情からは緊張が伝わってきます。


そんな中、MC飯野さんの合図と共に始まった決勝戦。

いざ、始まると
3名の出場者は決勝の舞台にふさわしく

どれだけこの大会に備えて、靴磨きの練習をしてきたのかが
観覧の方にも伝わってくるような靴磨きを披露してくれました!

刻々と近づく制限時間、残り5分!の段階では
続々と観覧のお客様も増え、より高まる緊張感。

そして、制限時間終了。
残り1秒まで靴を磨き上げる3名の出場者に盛大な拍手が送られました。

大会結果


・優勝者
栄えある第一回「靴磨き選手権大会 in HOKKAIDO」を優勝されたのは
予選2位通過された 大野さん でした!

・評価されたポイント
用意された靴の革の状況をとらえてか、他の2名の方に比べて「ハイシャインプライマー」を使用したワックスの下地づくりに時間をかけていた部分が良い仕上がりにつながったようです!

つま先のツヤはもちろん、カカトからサイドラインに流れるツヤも
しっかりと出ており
、アマチュアとは思えない仕上がりに観覧の皆様も
たくさんの写真を撮っていました。

大会で活躍したアイテム


□M.モゥブレィ ハイシャインプライマー(画像上)
 鏡面磨きを完成させるのに重要な「下地作り」に特化したワックスです。 通常の油性ワックスと併用して使うことで革への負担を抑えつつ、誰でも素早く艶を出すことが出来ます。


□M.モゥブレィロイヤル グラサージュワックス(画像下)
R&DオリジナルブランドM.MOWBRAY のハイエンドライン。
『靴を綺麗に見せる』仕上がりを追求したラインです。

M.MOWBRAY ROYALの生産ファクトリーはフランスで、世界的ブランドのOEM製造を請け負っておりクオリティーは世界随一と言われています。
つま先やカカトにツヤを出し、薄く靴全体に塗ることで防水効果も得られます。
クリーム同様M.MOWBRAY PRESTIGIOラインと比べると色づ付きが良く深みのある輝きに仕上がります。

体温で溶けやすい硬さなので毛穴を埋めやすいので初心者の方でも使いやすいワックスです。

商品についてより詳しい内容をこちらでご紹介させていただいておりますので、ご参考にしてみてください!

大会総括

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・北海道では今回のイベント以外にもイベントを不定期ではありますが、開催させていただいております。

今回も北海道のみなさまも「靴磨き」にかける熱い想いを感じることができましたので、 今後も不定期ではありますが、北海道の皆様と靴磨きに関するイベントを通じてさらに盛り上げていきたいと思います。

M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツはプロのシューファクトリーやシューブランド、靴愛好家の方々から数多くの支持を得ているシューケア(靴手入れ)のトップブランドです。 M.モゥブレィブランドの代表的な商品であるデリケートクリーム、アニリンカーフクリーム、シュークリーム等はイタリアにおける皮革タンナーや靴メーカーの聖地の一つであるトスカーナ州の古いファクトリーで作られています。 製造は大型の機械で大量生産が主流の現代では珍しい、熟練の職人による頑固なまでのハンドメイド的製法を堅持して、欧州の靴クリーム作りの伝統と品質を現代に受け継がれています。また、プロユースで評価が高かった皮革用石鹸、ソール用クリーム、コバ用クリームなどを一般商品化し、さらに日本のファクトリーにて独自製法で開発したステインリムーバーやモールドクリーナーなどをラインナップに加えるなど、品質、伝統、革新をおこなうシューケアブランドとして、M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツは日々進化し続けています。M.モゥブレィプレステージは上質な天然成分を使用したM.モゥブレィの最高級レザークリームブランドです。