少しずつ迫る「梅雨」の時期。
この時期に活躍するのが水・雨はじきの良い「スエード」素材の靴と、
雨はじきの良さをサポートしてくれる「防水スプレー」の存在です。
この2つに関して、
「スエードの靴に防水スプレーを使っても大丈夫?」
「とりあえず防水スプレーだけかけておけばOK?」
というお問い合わせをいただくこともあります。
今回のブログでは、
そんな「スエード」と「防水スプレー」の関係についてご紹介します!
スエードに防水スプレーはアリ?ナシ?
結論からお伝えするとM.MOWBRAYでは、スエード素材に防水効果を持つスプレーをお使いいただくのを推奨しています。
スエードはスムースレザー(表革)とは異なり、クリームやワックスを使ってしまうと毛がカチカチに固まっています。「ふわっ」としたスエードならではの質感を残すためにも、お手入れはスプレーでおこなうのがオススメです。
また、正しいお手入れを続けたスエードは「水・雨に強い」素材です。
これは、
・密集した繊維(毛)の一本一本が、雨の侵入を防ぐ
・毛先と革の根本に距離があり、直接雨が当たりにくい
という特性を持つからこそ。
定期的にスプレーでお手入れすると、この特性を維持することができるんです。
ただし、「防水効果だけ」を持つスプレーを長期にわたって使い続けるのは、あまりオススメではありません…。
防水スプレー「だけ」を使うと…?
ただし、長期的なお手入れに関して、M.MOWBRAYでは「防水効果だけ」を持つものではなく、「防水と栄養の効果」を持つスプレーを使うことを推奨しています。
その理由は「スエードが皮革のひとつだから」です。スムースレザー(表革)とは質感の異なるスエードも、生き物の皮革を使っている以上は「定期的な栄養補給」が必要になります。
「防水効果だけ」を持つ防水スプレーには、革に必要な栄養分が含まれていないことが多いです。そのため、半年、一年と使い続けると、徐々に革から栄養が失われてしまいます…。
特に、皮革から主な栄養である「油分」が失われてしまうと、
・水・雨を弾く力が弱くなる
・全体の色があせて、白っぽくなってしまう
等のケースが発生してしまいます。
だからこそ「防水と栄養の効果」をあわせ持つスプレーでのケアがオススメなんです。
防水と栄養
2つの効果を持つスプレー
そんなスエードのお手入れにオススメなスプレーが「M.MOWBRAY エイジング&プロテクト」です。
2022年5月よりリニューアルし、
発売を開始した「エイジング&プロテクト」は
・革に必要な栄養分(ラノリン/ローズヒップオイル)
・革の通気性を損なわない防水成分(フッ素)
を両方配合したアイテム。
まさに「防水と栄養の効果」をあわせ持つスプレーなんです。
「エイジング&プロテクト」は従来品に比べ、
「油分+フッ素」によりダブル防水をおこなうことができます。
ゆえに、これからの梅雨時期にもオススメのアイテムなんです。
スエードにしか使わない、
そんなときはコチラもオススメ!
「スエードにしか使う予定がない」
「起毛皮革(スエード)に使えればそれでOK」
という方には「M.MOWBRAY スエードカラーフレッシュ」もオススメです!
・「エイジング&プロテクト」同様に「栄養」と「防水」の効果をあわせ持つ
・スエード等の起毛皮革専用アイテム
ということから、
・「エイジング&プロテクト」と容量は同じ(=220ml)
・価格はリーズナブル(税込 2,310円 → 税込 1,650円)
と、スエード専用でお使いいただく方にとっては、コストパフォーマンスが高いのがポイントです!
防水専用のスプレーはいつ使う?
そんな「スエード」と「防水スプレー」の関係ですが、
「防水効果だけを持つスプレーは使えない?」
「今持ってる防水専用のスプレーはどうしたらいい?」
とお思いの方も居るかもしれません。
防水専用のスプレーは
・雨の日の朝
・水に濡れそうなタイミングの前日
等でお使いいただくのがオススメです。
フッ素による防水効果は長くても「1週間」ほどで弱くなってしまいます。
だからこそ、これを補うために
「防水と栄養の効果をあわせ持つスプレー」
「防水の効果専用スプレー」
を「併用」することで、水・雨はじきの効果をより強く保つことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
・スエードは正しいお手入れを続けると雨に強くなる
・定期的なお手入れは「栄養と防水の効果をあわせ持つスプレー」で
・「防水効果だけを持つスプレー」は、雨の日の直前に
以上3つのポイントを抑えて、
これからの梅雨時期にそなえてみてください!
下記より
・正しいスエードのお手入れ方法
・正しい防水スプレーの使い方
をご覧いただけます。
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