・華やかな場
・お祝いの席
など、大切な日に重宝するエナメル靴 。
そんなエナメル靴を保管するとき、
「他の靴と区別せず、同じ方法で保管している」
「新品購入時の箱に入れっぱなしにしている」
と、普通の革靴同様にしまいがちです。
ですが、エナメル靴には普通の革靴と同様のしまい方をすると、
いくつかの問題が発生してしまいます…。
今回のブログでは、そんな問題と、
エナメル靴をきれいに履くためのコツをご紹介いたします!
知らずに起こってしまうトラブルとは
いざ、長く履いていなかったエナメル靴をみてみると
・薄紙が靴にくっついた
・エナメルの塗装が剥げている
・ベタベタしている
などのトラブル経験を耳にすることも…。
理由は高温・多湿の環境にアリ?
上記のようなトラブルの原因は靴の保管環境であることが多いです。
そもそも、「エナメル」は皮革の上にウレタン樹脂を吹き付けてある素材です。
そんなエナメルは、高温多湿の状態が続くと表面の樹脂が溶けてしまう場合も。
エナメル樹脂の劣化を必ず防ぐのは難しいですが、
保管方法にすこし気をつけるだけで、長く、きれいに履きやすくなるんです。
エナメル靴のおすすめの保管方法
1_ 箱にいれっぱなしにしない
2_ 紙をくっつけた状態にしない
3_ 靴同士をくっつけた状態にしない
エナメル靴を保管する際におすすめな方法は、以上の3つです。
各項目を、詳しく解説していきます!
1. 箱にいれっぱなしにしない
まず重要なのが「箱にいれっぱなしにしない」ということ。
長い時間履かないときは靴箱にしまっておきたくなりますが、
密閉された箱に靴をしまうと、
・湿気
・カビ
等が原因となって「樹脂の劣化」や「ベタつき」に繋がりやすくなります。
ですので「通気の良い場所」で保管することを推奨しています。
「箱で保管したい」という方は、
1ヶ月に1度程度のペースで箱を開け、
中の状態を確認するとともに、通気性を高めるのがおすすめです。
2. 紙をくっつけた状態にしない
「紙を靴に巻かずに保管」するのもポイントのひとつ。
靴を購入した際に付属する薄紙。
この紙にエナメル靴を巻いて保管している方も多いかもしれません。
ですが、エナメル表面の樹脂が劣化によりベタつきが起こってしまうと、
靴と紙がくっつき、付着してしまう可能性があります。
そのため、紙を巻かない状態で保管することをおすすめいたします。
3. 靴同士をくっつけた状態にしない
最後に重要なのが「靴同士はくっつけないでおく」という点。
「2. 紙をくっつけた状態にしない」の理由同様、エナメルの「樹脂の劣化」や「ベタつき」が起きたとき、くっついた靴同士を無理に引き剥がそうとすると、エナメルの塗装が剥がれてしまうことも。
高温多湿な日本においては、特に意識して注意しておきたい点です。
エナメルをきれいに保つために、
プラスしたいアイテム
上記、3つの保管方法に加えておすすめなのが、
専用アイテムを使ったお手入れです。
エナメル専用のケア用品である「M.MOWBRAY ラックパテント」は、
1_ 柔らかい布に取る
2_ 汚れやベタつきを拭き取る
3_ 乾拭きする
この3ステップで透明感のある光沢を維持することができます。
時間にしても、2~3分でできるのでお手入れを始めたばかりの方でも、簡単にお試しいただけます
エナメルは前述の通り温度・湿度の変化により、劣化が起こりやすい素材です。
「ラックパテント」は表面に優しく保護膜を張る効果があるので、エナメルの劣化の予防しやすくなります!
まとめ
1_ 箱にいれっぱなしにしない
2_ 紙をくっつけた状態にしない
3_ 靴同士をくっつけた状態にしない
+
ラックパテントによるお手入れ
以上を抑えて、
大切な一足を長く、きれいにお履きください!
また、エナメル靴のお手入れに必要なアイテムが揃った「エナメルケアセット」もご用意しております!
気になった方は、下記、M.MOWBRAY公式オンラインショップよりお買い求め下さいませ!