ひとつひとつが職人の手作業によって生み出される、
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAYの手植えシリーズ。
今までは、
・馬毛
・豚毛(白、黒)
・山羊毛
の3種展開でしたが、今冬、「白馬毛」を使ったブラシ、
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAY 手植え 白馬毛 コードバン用
税込 17,600円
が新たに追加となりました!
今回のブログでは、その特長を解説いたします!
特長①:弾力
新たに登場した「白馬毛」の手植えブラシ、一番の特長は毛の ” 弾力 ” にあります。
通常展開している「馬毛(画像中央)」よりもわずかに柔らかく、
「山羊毛(画像左)」よりは硬いため、
・コードバン
をはじめ、
・スムースレザー
・ヌメやシープなどの、デリケートな皮革
等の艶出し・仕上げに適しています!
一見すると中途半端なブラシに思えますが、この中間に位置する毛の弾力こそが重要。
ハイシャイン(鏡面磨き)の仕上げに使うことはできませんが、
「ハイシャインはせず、クリームを塗って仕上げる」
「ワックスを薄く塗って全体に光沢感をプラスする」
などの際には、非常に便利なアイテム。
「じんわりと靴全体に光沢が欲しい」
「皮革のエイジングを活かして仕上げたい」
という方にも、おすすめです。
特長②:毛の面積
2つ目はの特長は、 ” 毛の面積 ” です。
SANOHATA BRUSH × M.MOWBRAYの手植えシリーズは、
ブラシの毛部分の面積が「幅:6.5cm × 奥行:14.5cm」と、広めに取られています。
これだけの面積に、密度無く毛束を詰め込むのはかなり時間のかかる作業ですが、
時間を掛けて丁寧に一本を作ることにより、
・ブーツ、レザージャケットなどの面積の広いアイテムに使いやすい
・丈夫で長持ちする(※後述)
という、まさに一生モノのブラシが出来上がります。
特長③:丈夫さ
3つ目はブラシの ” 丈夫さ ” です。
シリーズ共通ポイントではありますが、
機械植えのブラシに比べると、手植えブラシは毛抜けがしづらいです。
手植えのブラシは、
① 台座となる木地に、等間隔に穴を空ける
② ブラシの毛を2つに折り、引き線と呼ばれる糸線を巻く
③ ①で開けた穴のひとつひとつに、②を差し込んでいく
といった、手間と時間のかかる作業を経て作られます。
ひとつひとつの毛束に引き線が通っており、これがブラシの毛抜けを防止します。
ブラッシングの際にクリームの「油分」や「ロウ分」が毛に蓄積していき、
使い始めの頃よりもさらに、光沢が出るまでの時間が早くなることを
「ブラシが育つ」
と言いますが、手植えブラシはこの部分とも相性が抜群。
手植えブラシは毛抜けが少ないゆえ、育ったあとも長く使えます。
まさに、「靴とともに、ブラシも長く使いたい」という方にぴったりなんです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
細かなところに手が届き、エイジングを愉しみたい方にぴったりな「白馬毛」のブラシ。
下記、「M.MOWBRAY公式オンラインショップ」にてお買い求めいただけます。
ご自身用に、プレゼント用に、ぜひご検討くださいませ!