新しい靴を初めておろす日。
わくわくしますよね。
ただ、新品の靴を履く前に一手間、お手入れするかしないかでその後の革の状態が変わってくる可能性があるんです。
今回は、そんな新品の靴に足入れをする前にやっておきたいお手入れ方法をご紹介していきます!
履きおろし前にお手入れを
新品の靴を履きおろしの前に、メンテナンスするのはとても大切です。
これは、長く靴を履いていただくためには欠かせないお手入れです。
革靴は私たちの足元に届くまで、長い時間箱の中で眠っています。
そのため、新品の靴でも水分と油分が抜けて乾燥していることがあります。
乾燥している状態で履いてしまうと細かいキズが付きやすく、屈曲時にかかる力で革が裂けやすくなることもあります。
より長く靴を履いていただくために、履きおろし前のお手入れをしてあげることをおすすめします。
革の保湿に最適なクリーム
プレメンテナンスで大事なのは保湿です。
乾燥している革に仕上げ用の油分が多いクリームを使うと、色が濃くなり過ぎたり、シミになる恐れもあります。
一度保湿をして革の状態を良くしてからがおすすめです。
M.MOWBRAY PRESTIGOリッチデリケートクリームは、無色タイプで色を選ばないソフトレザー用クリーム。
革への浸透力が高く、アボカドオイルが主成分の天然由来のクリームです。
べたつかずにさらっとした仕上がりが特徴です。
水分と油分がバランスよく配合されているので、革の保湿ケアには最適です。
履きおろし前の保湿クリームは、指で塗ってもいいかもしれません。
指で塗り込むことにより、履きこまれる前の革の質感や、クリームが革に浸透していくのを指で感じることができます。
もちろんブラシでの塗り込みも問題ありません。
その際には「ペネトレィトブラシ馬毛」がおすすめです。
塗り込んだ後は、クリームを伸ばすためにブラシをかけます。
革を保湿してあげると潤いが戻り、革の発色が良くなります。
仕上げで使うクリームがよく馴染むので、普段のお手入れにも取り入れるのもおすすめです。
革の保湿ケアは仕上がりだけでなく、靴の寿命を左右します。
これから皆さんの足を長い時間守ってくれる大切な相棒になるかもしれません。
新品の靴を購入されたときは、履く前にメンテナンスをしてみませんか。