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雨の日に選びたい「スエード」の靴

もうすぐ、ぐずついた天気が多くなってしまうシーズン。特に頭を悩ませられるのが、「一番濡れてしまう足元に何を持ってくるか」という問題ではないでしょうか。

「スニーカーやラバーブーツを履いて行けたら楽なのに…」と嘆いた朝を私自身も何度迎えたことか。そんなお悩みも、このブログを読んでくださった皆さまには、解決の糸口となってくだされば幸いです。

スエードは水に弱い?

濡れてしまうのは絶対NGだと思われがちですが、雨の日に真価を発揮するスエードをばっちり活躍させてあげられるデイリーケアをご紹介いたします。


「一度雨の日にこそ、スエードの靴を選んで履いてみてください。」と私たちがおススメするのは、事前にスエード用のケアをした靴は「水」を弾く効果が高まるからなのです。


ふわふわとした質感のスエードは、「汚れやすいのでは?」「濡れてしまったら質感が変わってしまうのでは?」と不安に感じる方も多いかと思います。


では実際に、スエードの靴に水を掛けるとどうなるのか、実験してみましょう。

いかがでしょうか。水滴が玉になって流れ落ちていることが分かります。簡単な手入れをするだけでこれだけしっかりと水を弾いてくれるのであれば、雨の日にこそ!履かない訳にはいきませんね。

では、そんなスエードをガシガシ使っても汚れにくくするために、履く前に、2STEPの簡単なお手入れをしてあげましょう。


1.ブラッシング

まず、ツイストワイヤーブラシで起毛の間に入り込んだホコリを取り除きつつ、毛並みを整えてあげます。

起毛している毛の一本一本にスプレーがかかるよう、ブラシで毛を起こしましょう。

2.スエード専用栄養・防水スプレー

スプレー缶1本分ほど 横に倒した距離から、スエードカラーフレッシュを吹きかけます。


しっかり撥水させたい場合は、一度にたくさん吹きかけるのではなく、一度かけて乾かしてから、もう一度。


革の表面に撥水成分の層を作るようなイメージで、スエードカラーフレッシュを吹きかけてあげるとより効果的です。


また、スエードカラーフレッシュはただ単に撥水効果を与えるだけでなく、保革成分による革の色抜け予防と、ある程度の色あせの改善が望めます。


革の保湿と撥水が同時に出来るのは便利で嬉しいですよね。

乾燥時間は?

実際に使用する際は、スエードカラーフレッシュの撥水成分が定着するまで

最低30分ほど待って乾かしてから履いてあげてください。


今回ご紹介した、スエードを雨の日に活躍させるためのお手入れは

ツイストワイヤーブラシ  をかける → M.MOWBRAY スエードカラーフレッシュを吹く

この2ステップで完了です。


とても簡単で効果的なので、よろしければ是非お試しください。


スエード・ヌバックの靴のお手入れ関連動画はこちら↓

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