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FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第46回大会（以下、鈴鹿8耐）は、2025年8月1日（金）〜3日（日）に開催されます。決勝レースは8月3日（日）。真夏の鈴鹿サーキットを舞台に、世界のトップライダーとチームが8時間の激闘を繰り広げる、日本最大級のオートバイレースです。

弊社スタッフが鈴鹿サーキットにて現場の空気を味わうと共に、協賛するチームの取材を行いました。
そのレポートをお届けいたします！

Team マツナガ KDC&YSP 名古屋北をサポート

私たち 株式会社R&D は、第46回大会で Team マツナガ KDC&YSP 名古屋北 の協賛企業として、熱いレースシーンをバックアップします。

情熱と思いが込められた真夏の祭典
魔物が潜む鈴鹿8耐へ果敢に挑むプロフェッショナルたち

8時間という長丁場を戦うライダーやチームを私たちは全力で応援します！

鈴鹿8耐とは？――8時間を走り切る、トップライダーたちの戦い

鈴鹿8時間耐久ロードレース、通称：鈴鹿8耐は、日本国内で行われるオートバイ耐久レースの中でも最も有名で歴史のあるイベントの一つです。
正式名称は、FIM世界耐久選手権（EWC）の一戦として開催される「Coca-Cola 鈴鹿8時間耐久ロードレース」といい、初開催は1978年となり今年で46年目を迎える歴史あるイベントです。

鈴鹿8時間耐久ロードレースは8時間にわたりコースを走り、その周回数を競うレースです。
2～3名のライダーで交代しながら走り、途中で燃料補給やタイヤ交換など走行で消耗する部品の交換を行います。また転倒により車両が破損した場合も、修理を行い再度走行することもある極めて過酷なレースです。
8時間という極めて長い戦いの中で、予期せぬ転倒やトラブルなども発生する鈴鹿8耐には魔物が潜むと言われています。

鈴鹿8耐には、HONDA・YAMAHA・KAWASAKI・SUZUKIという国内メーカーの他に、BMWやDUCATIといったヨーロッパの強豪メーカーの車両が参戦します。MotoGPや全日本ロードレースといったトップカテゴリで戦うチームやライダーも参戦し、ファンの注目度が高いレースです。

過酷なレースの勝者を決めるのは

真夏の気温が35度を超えることもある日中、路面から近い位置で走るライダーにとっては路面温度が50度～60度となることも。そんな中、ライダーは革製のレーシングスーツ、ヘルメット、ブーツなどで完全防備します。体感温度は40度以上となり、脱水症状や熱中症のリスクが高い中行われます。このような環境では短時間でも集中力が削がれ、命の危険すら伴う、これが鈴鹿8耐が”過酷”と言われる所以です。

他にも鈴鹿8耐が過酷と言われる理由はあります。
その名の通り8時間もの長時間バイクを走らせるレース内容。チーム制とはいえ、交代で走るライダーの休憩時間は戦略次第で変化します。また、走行距離は8時間で1,200キロ以上を走ります。

ライダーだけではなくバイクをメンテナンスするメカニックも過酷な環境となります。
8月の鈴鹿サーキットという極めて暑い環境の中、可能な限り早く部品の交換や修理を行い、場合によっては完ぺきな修繕ではない状態でライダーと車両を送り出します。

レースも終盤となるとコースのナイター設備が起動し、車両はヘッドライトを点灯させてナイトランへと移行します。バイクの性能を使い切る限界走行の中、さらに集中力を必要とする夜間走行が始まるのです。
ライダーの技量、マシンの性能、そして過酷な環境や疲労に耐える忍耐がレースの勝敗を分けるといっても過言ではありません。