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バケッタ風レザーのお手入れ


バケッタレザーとはイタリアで何世紀も受け継がれている独自製法、「バケッタ製法」で作られている革。

今回ご紹介する靴はバケッタ製法で作られているかは定かではないので、
バケッタ風レザーと呼びます。

今回は珍しい素材、バケッタ風レザーの靴のお手入れ紹介をしていきます!

オイルバケッタとは


昨今ではスエードのような起毛素材をオイルで潰している素材を、オイルバケッタと呼ぶことが多いように感じます。


オイルの抜け(乾燥)が進むと元の起毛感がところどころ出てきたり、色味にムラが出てきます。

これはこれで味が出て良いのですが、乾燥しすぎてしまうとひび割れなどの不安も。
乾燥しすぎる前に油分補給が必要です。




作業手順


まずはこちらを塗っていきます。


布などで塗るよりもペネトレィトブラシを使用した方が毛の奥までしっかり塗り込めます。

左:アフター 右:ビフォー


右足が塗布後です。
しっとりとして色味も入れたので黒さが際立ちます。

もうひと手間


これで完了しても良いのですが、油分をさらに逃げにくくするために、もうひとつクリームを塗りたいと思います。



天然のミツロウを主成分とするこのオイルを最後に薄く全体に塗って完了させます。
オイルで蓋をするイメージ。

名前はオイルですが、仕上がりは比較的サラッとしているのでベタついた仕上がりにはなりません。


これで完成です。

もしお手持ちの靴で革の雰囲気が近いものがあれば、こ参考になれば幸いです。

M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツはプロのシューファクトリーやシューブランド、靴愛好家の方々から数多くの支持を得ているシューケア(靴手入れ)のトップブランドです。 M.モゥブレィブランドの代表的な商品であるデリケートクリーム、アニリンカーフクリーム、シュークリーム等はイタリアにおける皮革タンナーや靴メーカーの聖地の一つであるトスカーナ州の古いファクトリーで作られています。 製造は大型の機械で大量生産が主流の現代では珍しい、熟練の職人による頑固なまでのハンドメイド的製法を堅持して、欧州の靴クリーム作りの伝統と品質を現代に受け継がれています。また、プロユースで評価が高かった皮革用石鹸、ソール用クリーム、コバ用クリームなどを一般商品化し、さらに日本のファクトリーにて独自製法で開発したステインリムーバーやモールドクリーナーなどをラインナップに加えるなど、品質、伝統、革新をおこなうシューケアブランドとして、M.モゥブレィブランドのシューケアプロダクツは日々進化し続けています。M.モゥブレィプレステージは上質な天然成分を使用したM.モゥブレィの最高級レザークリームブランドです。