靴のデザインによっては履き始めは革の硬さの影響で、足が痛くなってしまう経験みなさんもありませんか?特に厚みのあるソール(靴底)の場合、
足に馴染むまでにより時間がかかるケースが多いようです。
今日は、厚いソールをなじませたい方向けの問題を解決するために、二つの方法を紹介していきます!
①保湿クリームを使い、揉みこんで柔らかくする。
ポイントとなるのはクリームを塗るだけではなく、塗ってから揉みこむこと。
保湿クリームには単に革への保湿効果だけではなく、
革が柔らかくする効果もあります。この場合、おすすめするクリームはM.Mowbray Prestigio リッチデリケートクリームです。
使用方法は簡単です。
全体に塗り込んだ後に下記、写真のように揉みこみます。
特に硬さ感じやすいボールジョイント(親指と小指の周辺)や甲まわりを重点的に行いました。
つま先やカカトは硬い芯が入っていることが多いため、あまり力任せにやらないように注意します。
②ソールも栄養剤を使い、少しでもしなやかさを出したうえで曲げる。
靴が新品のうちは、①の作業を行ったうえで足が痛くならないよう、数時間だけ履くを繰り返すことで馴染みやすくなります。
ソール用栄養剤を塗った後に履いて曲げること。
トリプルソール(靴底に3枚の革が使われている仕様のこと)ともなると手の力で曲げようとしてもなかなか上手くいきません。
お手入れに使用するのはM.Mowbrayソールモイスチャライザーで、
革底に栄養を与えつつ、革の柔軟性を高めてくれる効果があります。
革の柔軟性が高まれば返りも良くなり、歩きやすさの向上に繋がります。
カカトがついてきやすくなるので、新品の靴に使用する際は靴ずれ防止にも効果があります。
新品の靴の革底は塗装されていることが多いですが、数回履いていくうちに、 ソールの表面が荒れ、塗装がはがれてきます。
塗装がはがれることでクリームの入りも良くなりますので、新品の靴を数回履いた段階で革底のお手入れをしてあげるとタイミングが良いです。
M.モゥブレィソールモイスチャライザーを塗り込んだら履いて曲げる。
長時間は履かず、作業しては履くを繰り返すことで徐々に馴染みによくなってきます。
何回か繰り返すと足を入れた瞬間に モチっとなじみが良くなっているのを感じ取ることが出来ます。
革靴をなじませ、足あたりを良くするのに
この組み合わせはおすすめです。ぜひご参考にしてください。