2022年も半分が過ぎ、夏に向けた衣替えを終えたという方も多いかもしれません。
そんな衣替えシーズンにお伝えしたいのが、
「革製品の収納で、やってはいけない2つのコト」
についてです。
・革靴、パンプス、ブーツ
・バッグ、カバン
・レザージャケット
等、長く愛用できるはずの革製品も、しまい方を間違えてしまうと思わぬトラブルが起こってしまいます…。
革製品のトラブルで多い「カビ」
革製品をしまう/取り出す際に多いのが「カビ」に関するトラブル。
・クローゼットの中にしまい、オフシーズンは放置
・箱にしまって大切に保管しておく
↓
・久しぶりに取り出すと「カビ」が大量に生えている
というトラブルのご相談は、衣替えシーズンになると多く寄せられます。
今回は、そんなトラブルを防ぐために覚えていただきたい、
「やってはいけない2つのコト」
についてご紹介いたします!
革製品の収納で
やってはいけない2つのコト
① 密閉された箱やカバーに収納
② ベタつきが残った状態で収納
革製品をしまう上で「やってはいけないコト」は以上の2つです。
各項目について、さらに詳しくご紹介していきます!
① 密閉された箱やカバーに収納
やってはいけないコトの1つ目が「密閉された箱やカバーに収納」です。
ほとんどの革製品には「箱」や「ジャケットのカバー」が付属しています。収納の際は、大切に箱やカバーに収納するのが良さそうですが、実はこの方法はオススメではありません。
密閉された箱/カバー内には湿気がたまりやすくなっています。
つまり、「カビ」が生えやすい環境ができてしまうんです。
定期的(3週間~1ヶ月に1度ほど)に、
・蓋を被せず、箱に入れる
・箱の側面に穴を開ける
・カバーのファスナーを開ける
等、通気性の確保や換気をおこなうのがオススメです。
また、箱/カバーの中身を時折チェックするだけでも効果があります。
万が一トラブルが起きてしまっていても、早期発見すれば対処しやすくなります。
② ベタつきが残った状態で収納
やってはいけないコトの2つ目が「ベタつきが残った状態で収納」です。
「しばらく使わないから、お手入れをしてから収納」
「使わない期間が長いから、その分オイルをたくさん塗る」
と、栄養補給用のクリームやオイルを沢山塗ってしまうと、
これらのクリーム/オイル内にある「油分」によりベタつきが出てしまいます。
このベタつきが出ると「ホコリ」「カビの胞子」などが革製品の表面にくっつきやすくなります。そのため、カビの生えるリスクが高まってしまうんです。
これらを避けるには、
・一度に使うクリーム/オイルは少量にとどめる
・ブラッシングを念入りに行い、クリーム/オイルをよく馴染ませる、
・から拭きにも時間をかけて、余分なクリーム/オイルをしっかりと拭き取る
を意識するのがオススメです。
また、ベタつきの少ないアイテムを使うのもオススメです。
画像左の「レザーオイル」はツヤを出さず、マットに仕上げたい方。
画像右の「クリームナチュラーレ」はツヤを出して、適度な光沢に仕上げたい方に、それぞれオススメです。
どちらも
○ 革に優しく、浸透性の高い天然成分を配合
○ 少量で塗り伸ばしやすく、ムラやダマになりにくい
○ 香りにクセが無く、扱いやすい
等のメリットがあります。
お手入れをはじめたばかりの方から、
すでに慣れ親しんだ方まで、幅広くおすすめケアアイテムなんです。
面積の広いアイテムを、
サクッとお手入れしたい…
「衣替えシーズンに、沢山の革製品をお手入れするのは大変」
「面積の広いアイテムだから、クリームを塗るのが大変」
というお声をいただくこともしばしば…。
そんなときは、
▷ M.MOWBRAY デリケートスプレー|税込 1,980円
を使ってお手入れするのがオススメです。
・スプレータイプなので広範囲のお手入れが簡単
・霧が細かく、シミになりづらいのでヌメ革にも使いやすい
・さらっと仕上がり、ベタつきも少ない
と、まさに衣替えシーズンにぴったりな特長を持ちます。
革製品のお手入れでお困りの方に、ぜひお使いいただきたい一本です!
さらにカビのリスクを軽減したい…
さらにカビのリスクを軽減したいという方は「モールドクリーナー」のシリーズをお使いいただくのがオススメです。主成分に改装由来の天然成分である「有機ヨード」を採用しているこのシリーズは、
・カビの細胞膜を壊し、除菌する
・うがい薬や医療用の消毒剤としても使われているほど優しい
(=皮革製品にも気軽に使いやすい)
という性質を持ちます。
つまり、
「カビに厳しく革に優しい」
というのがモールドクリーナーシリーズの最大の特長。
そのため、
・革の色落ちリスクがある
・除菌のみで、再発のリスクが高くなってしまう
等が考えられる「アルコール」や「強アルカリ性」よりも、さらに安心してお使いいただけるアイテムとしてぴったりなんです。靴箱やクローゼット内に吹きかけておくのも効果的です!
やってはいけない、
① 密閉された箱やカバーに収納
② ベタつきが残った状態で収納
の2つを押さえる+ケアアイテムを駆使することで、
大切な革製品をトラブルから守ってあげてください!